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レポート スナップショットで LDAP クエリがユーザおよびグループ データを制限する仕組み

Active Directory をユーザ ストアとして使用する場合、レポート スナップショットでキャプチャされたユーザおよびグループ データを指定できます。

ユーザ別またはグループ別に Active Directory データをフィルタリングするスナップショット パラメータ XML ファイルで LDAP クエリを使用できます。 ただし、ロール メンバシップ別に Active Directory データをフィルタリングする LDAP クエリは使用できません。 LDAP クエリを使用できるのは、スナップショット パラメータ XML ファイルの <!--PUPM COLLECTORS--> でのみです。

以下のプロセスでは、スナップショット パラメータ XML ファイル内の LDAP クエリが、CA Access Control エンタープライズ管理 が収集する Active Directory データをどのように制限するかについて説明します。 この情報によって、レポート スナップショットを制限する、適切な LDAP クエリを記述できます。

CA Access Control エンタープライズ管理 が Active Directory レポート スナップショットをキャプチャする際に、以下を行います。

  1. 以下のエレメント内の LDAP クエリで指定されている Active Directory ユーザのみのデータを収集します。
    <export object="com.ca.ppm.export.ADUsersCollector">
    

    エレメントに LDAP クエリが含まれていない場合、CA Access Control エンタープライズ管理 はすべての Active Directory ユーザのデータをスナップショットに含めます。

  2. 以下のエレメント内の LDAP クエリで指定されている Active Directory グループのみのデータを収集します。
    <export object="com.ca.ppm.export.ADGroupsCollector">
    

    エレメントに LDAP クエリが含まれていない場合、CA Access Control エンタープライズ管理 はすべての Active Directory グループのデータをスナップショットに含めます。

    注: CA Access Control エンタープライズ管理 は、ステップ 1 でクエリによって返されなかったユーザのデータは収集しません。 ユーザがステップ 2 でクエリによって返されるグループのメンバであるが、ユーザがステップ 1 のクエリによって返されない場合、CA Access Control エンタープライズ管理 はそのユーザのデータを Active Directory スナップショットに含めません。