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レポート ポータルでのレポート パッケージのデプロイ

標準の CA Access Control レポートを使用するには、レポート パッケージ ファイルを BusinessObjects InfoView にインポートします。

注: この手順では、レポート ポータル上に、同じパッケージの旧バージョンがすでにデプロイされていない場合に、レポート パッケージをデプロイする方法について説明します。

以下の手順に従います。

  1. 中央データベース、配布サーバ、レポート ポータルが設定されていることを確認します。

    注: JAVA_HOME 変数がレポート ポータル コンピュータ上でセットアップされていることを確認します。

  2. CA Business Intelligence for Windows DVD を光ディスク ドライブに挿入し、¥Disk1¥cabi¥biconfig フォルダに移動します。
  3. biconfig ディレクトリの中身を一時ディレクトリにコピーします。
  4. お使いのオペレーティング システム用の適切な CA Access Control Enterprise Edition サーバ コンポーネント DVD を光ディスク ドライブに挿入し、¥ReportPackages フォルダにアクセスします。
  5. 以下のファイルを、光ディスク ドライブから同じ一時ディレクトリにコピーします。
    RDBMS

    CA Access Control レポートで使用される RDBMS のタイプを定義します。

    値: Oracle、MSSQL2005

    import_biar_config.xml

    使用する RDBMS のインポート構成ファイル(.xml)の名前を定義します。

    値: import_biar_config_oracle10g.xml、import_biar_config_oracle11g.xml、import_biar_config_mssql_2005.xml

    注: 中央データベースとして MS SQL Server 2008 を使用する場合は、import_biar_config_mssql_2005.xml ファイルを設定します。

    AC_BIAR_File.biar

    使用する言語と RDBMS の CA Access Controlレポート ファイル(.biar)の名前を定義します。

    注: 使用する RDBMS 用のインポート設定ファイルの <biar-file name> プロパティは、このファイルを指します。 デフォルトでは、RDBMS の英語バージョンの名前に設定されます。

  6. import_biar_config.xml ファイルのコピーを編集します。 以下の XML プロパティを定義します。
    <biar-file name>

    CA Access Control レポート ファイル(.biar)への完全なパス名を定義します。 ファイルは前の手順でコピーしました。

    <networklayer>

    使用する RDBMS でサポートされているネットワーク層を定義します。

    値(Windows):

    • OLE DB -- MS SQL Server 認証モードの場合
    • Oracle OCI
    • ODBC -- Windows 認証モードの場合

      値(UNIX): UNIX、Oracle CLI

    <rdms>

    CA Access Control レポートで使用される RDBMS のタイプを定義します。

    値(Oracle OCI):  Oracle 10 または Oracle 11

    値(ODBC): 一般的な ODBC データソース

    値(OLE DB): MS SQL Server 2005 あるいは Oracle 10 または Oracle 11 以外の任意の値

    : MS SQL Server 2008 を使用する場合は、このプロパティに MS SQL Server 2005 を指定します。 このプロパティに指定できる値の詳細については、CA Business Intelligence のドキュメントを参照してください。

    <username>

    エンタープライズ管理用に中央データベースを準備した際に作成した RDBMS 管理者ユーザのユーザ名を定義します。

    <password>

    エンタープライズ管理用に中央データベースを準備した際に作成した RDBMS 管理者ユーザのパスワードを定義します。

    <datasource>

    以下のいずれかを定義します。

    • (Oracle)データベースの名前
    • (SQL Server 2005 または 2008)作成したデータベース
    • (ODBC)作成した DSN

      重要: CA Business Intelligence CMS ではなく、CA Access Control によってレポート用に使用されるデータベースの名前を指定します。

    <server>

    SQL Server 2005 または 2008 コンピュータの名前を定義します。 Oracle Database 10g、11g、および ODBC では、この値を空のままにします。

  7. 以下のいずれかの操作を行います。

    バッチ ファイルによって CA Access Control レポートが InfoView にインポートされます。 インポートは、完了するまで数分かかる場合があります。 バッチ ファイルと同じフォルダにログ ファイル(biconfig.log)が作成され、インポートが成功したかどうかを示します。

例: Oracle Database 11g インポート設定ファイルのサンプル

以下のコードは、Oracle Database 11g 用に編集されたインポート設定ファイル(import_biar_config_oracle11g.xml)の例です。

<?xml version="1.0"?>
<biconfig version="1.0">
<step priority="1">
<add>
<biar-file name="c:¥temp¥AccessControl_R12.5_EN_ORCL_22_JUN_2009.biar">
<networklayer>Oracle OCI</networklayer>
<rdms>Oracle 11</rdms>
<username>root</username>
<password>P@ssw0rd</password>
<datasource>orcl</datasource>
<server></server>
</biar-file>
</add>
</step>
</biconfig>

例: Microsoft SQL Server 2005 インポート設定ファイルのサンプル

以下のコードは、MS SQL Server 2005 用に編集されたインポート設定ファイル(import_biar_config_mssql2005.xml)の例です。

<?xml version="1.0"?>
<biconfig version="1.0">
<step priority="1">
<add>
<biar-file name="c:¥temp¥AccessControl_R12.5_EN_SQL_11_JUN_2009.biar">
<networklayer>OLE DB</networklayer>
<rdms>MS SQL Server 2005</rdms>
<username>dbAdmin</username>
<password>P@ssw0rd</password>
<datasource>r125db</datasource>
<server>rdbms.org</server>
</biar-file>
</add>
</step>
</biconfig>