このセクションには、プロセス モニタリングのサンプル設定ファイル ディレクティブが含まれています。 例ではそれぞれ、プロセス モニタリングのインスタンスを定義する方法を示し、モニタされている属性またはしきい値について説明します。
例: sendmail が実行されていることを確認するための sendmail のモニタ
以下の例では、UNIX 電子メール サーバの基盤となるシステム上で sendmail デーモンをモニタするようにエージェントを設定します。
watch process procAlive 'sendmail' 11 0x00000100 60 absolute=4 'Monitor sendmail' '' 'processEntry' 'sendmail' 'procAlive' fatal
このエントリがプロセス モニタ テーブルの行 11 (pmonIndex=11)を占めることを示します。
複数の sendmail デーモンが存在し実行されている場合に、エージェントが親 sendmail プロセスをモニタすることを示します。
エージェントが 60 秒ごとに sendmail プロセスを確認することを示します。
このエントリでオブジェクト状態モデルの processEntry オブジェクト クラスが使用されることを示します。 オブジェクト クラスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。
このエントリでオブジェクト状態モデルの sendmail オブジェクト インスタンスが使用されることを示します。 オブジェクト インスタンスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。
注: 「//」および「/」は、「//hostname/instance」のように、システムにインスタンスを関連付けるための区切り文字として使用できます。 ローカル システム インスタンスの場合は、ローカル システムにインスタンスを関連付けるために「//./」が常に先頭に付けられます。 「//hostname/*」、「//*/instance」、および「//*/*」は、無効な値です。
このエントリでオブジェクト状態モデルの procAlive オブジェクト属性が使用されることを示します。 属性はデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。
このエントリでオブジェクト状態モデルの fatal 重大度が使用されることを示します。
アクションは指定されないため、エージェントはトラップの送信時にコマンドを呼び出しません。
例: 簡易 TCP/IP サービスのプロセスが実行されていることを確認するための簡易 TCP/IP サービスのプロセスのモニタ
以下の例では、簡易 TCP/IP サービスのサービスを構成する TCPSVCS プロセスをモニタするようにエージェントを設定します。
watch process procAlive 'TCPSVCS' 12 0x00000000 30 absolute=4 'Monitor NT TCP services' '' 'processEntry' 'TCPSVCS' 'procAlive' warning
このエントリがプロセス モニタ テーブルの行 12 (pmonIndex=12)を占めることを示します。
エージェントがデフォルトプロセスのモニタリング動作を実行することを示します。
エージェントが 30 秒ごとに TCPSVCS プロセスを確認することを示します。
このエントリでオブジェクト状態モデルの processEntry オブジェクト クラスが使用されることを示します。 オブジェクト クラスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。
このエントリでオブジェクト状態モデルの TCPSVCS オブジェクト インスタンスが使用されることを示します。 オブジェクト インスタンスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。
注: 「//」および「/」は、「//hostname/instance」のように、システムにインスタンスを関連付けるための区切り文字として使用できます。 ローカル システム インスタンスの場合は、ローカル システムにインスタンスを関連付けるために「//./」が常に先頭に付けられます。 「//hostname/*」、「//*/instance」、および「//*/*」は、無効な値です。
このエントリでオブジェクト状態モデルの procAlive オブジェクト属性が使用されることを示します。 属性はデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。
このエントリでオブジェクト状態モデルの warning 重大度が使用されることを示します。
アクションは指定されないため、エージェントはトラップの送信時にコマンドを呼び出しません。
注: この例では、Windows 簡易 TCP/IP サービスのサービスを提供する基盤となるプロセスをモニタする方法を示します。 以下の例では、その基盤となるプロセスの代わりに Windows サービス自体をモニタする方法を示します。
例: 簡易 TCP/IP サービスのサービスのモニタ
以下の例は両方とも、基盤となるプロセスの代わりに TCPSVCS サービス自体をモニタするようにエージェントを設定します。
watch process procAlive 'Simple TCP/IP Services' 13 0x08000 30 absolute=4 'Monitor NT TCP/IP Services' '' 'processEntry' 'Simple TCP/IP Services' 'procAlive' minor
このエントリがプロセス モニタ テーブルの行 13 (pmonIndex=13)を占めることを示します。
エージェントが基盤となるプロセスの代わりに Windows サービスをモニタするとを示します。
エージェントが 30 秒ごとに簡易 TCP/IP サービスのサービスを確認することを示します。
このエントリでオブジェクト状態モデルの processEntry オブジェクト クラスが使用されることを示します。 オブジェクト クラスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。
このエントリでオブジェクト状態モデルの簡易 TCP/IP サービス オブジェクト インスタンスが使用されることを示します。 オブジェクト インスタンスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。
注: 「//」および「/」は、「//hostname/instance」のように、システムにインスタンスを関連付けるための区切り文字として使用できます。 ローカル システム インスタンスの場合は、ローカル システムにインスタンスを関連付けるために「//./」が常に先頭に付けられます。 「//hostname/*」、「//*/instance」、および「//*/*」は、無効な値です。
このエントリでオブジェクト状態モデルの procAlive オブジェクト属性が使用されることを示します。 属性はデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。
このエントリでオブジェクト状態モデルの minor 重大度が使用されることを示します。
watch ntservice 'Simple TCP/IP Services' 14 0x0 30 'Monitor NT TCP/IP Services' '' 'processEntry' 'Simple TCP/IP Services' 'procAlive' major
このエントリがプロセス モニタ テーブルの行 14 (pmonIndex=14)を占めることを示します。
エージェントが 30 秒ごとに簡易 TCP/IP サービスのサービスを確認することを示します。
このエントリでオブジェクト状態モデルの processEntry オブジェクト クラスが使用されることを示します。 オブジェクト クラスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。
このエントリでオブジェクト状態モデルの簡易 TCP/IP サービス オブジェクト インスタンスが使用されることを示します。 オブジェクト インスタンスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。
注: 「//」および「/」は、「//hostname/instance」のように、システムにインスタンスを関連付けるための区切り文字として使用できます。 ローカル システム インスタンスの場合は、ローカル システムにインスタンスを関連付けるために「//./」が常に先頭に付けられます。 「//hostname/*」、「//*/instance」、および「//*/*」は、無効な値です。
このエントリでオブジェクト状態モデルの procAlive オブジェクト属性が使用されることを示します。 属性はデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。
このエントリでオブジェクト状態モデルの major 重大度が使用されることを示します。
アクションは指定されないため、エージェントはトラップの送信時にコマンドを呼び出しません。
例: sendmail が実行されていることを確認するための ypbind のモニタ
以下の例では、基盤となるシステム上で UNIX ypbind デーモンをモニタするようにエージェントを設定します。
watch process procAlive 'ypbind' 15 0x00000000 60 absolute=4 'Monitor ypbind' '/example/pager.sh' 'processEntry' 'ypbind' 'procAlive' critical
このエントリがプロセス モニタ テーブルの行 15 (pmonIndex=15)を占めることを示します。
エージェントが 60 秒ごとに ypbind プロセスを確認することを示します。
このエントリでオブジェクト状態モデルの processEntry オブジェクト クラスが使用されることを示します。 オブジェクト クラスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。
このエントリでオブジェクト状態モデルの ypbind オブジェクト インスタンスが使用されることを示します。 オブジェクト インスタンスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。
注: 「//」および「/」は、「//hostname/instance」のように、システムにインスタンスを関連付けるための区切り文字として使用できます。 ローカル システム インスタンスの場合は、ローカル システムにインスタンスを関連付けるために「//./」が常に先頭に付けられます。 「//hostname/*」、「//*/instance」、および「//*/*」は、無効な値です。
このエントリでオブジェクト状態モデルの procAlive オブジェクト属性が使用されることを示します。 属性はデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。
このエントリでオブジェクト状態モデルの critical 重大度が使用されることを示します。
エージェントは、トラップを送信するたびに、指定されたアクション スクリプト /example/pager.sh を呼び出します。 この場合、processStop または processStart トラップが送信されるたびに、エージェントはスクリプトを起動します。 スクリプトは、その引数を検査して送信されているトラップを特定し、ターゲット ポケットベルに適切なメッセージを送信します。
例: プロセスのサイズのモニタ
以下の例では、特定のプロセス全体のサイズをモニタするようにエージェントを設定します。
watch process procSize 'netscape' 20 0x00a02400 60 absolute '>' 35000 'Monitor netscape size' '' 'processEntry' 'netscape' 'procSize' none
エージェントがモニタしている属性を示します。 対応するプロセスのテキスト、データ、およびスタック セグメントのサイズを返します。 指定されたしきい値に対してこの属性をモニタすることで、これがメモリ リークを発生させているかどうかを判断できます。
エージェントがモニタするプロセスの名前を示します。
このエントリがプロセス モニタ テーブルの行 20 (pmonIndex=20)を占めることを示します。
デフォルトのプロセス モニタ テーブルの動作を以下のように変更するようにエージェントに指定します。
processClear トラップを送信するようにエージェントに指定します。
最大 10 の連続するトラップを送信し、それ以上送信しないようにエージェントに指定します。
この例のディレクティブで使用するために、フラグ値 10 が含まれます。
このエントリでオブジェクト状態モデルの processEntry オブジェクト クラスが使用されることを示します。 オブジェクト クラスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。
このエントリでオブジェクト状態モデルの netscape オブジェクト インスタンスが使用されることを示します。 オブジェクト インスタンスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。
注: 「//」および「/」は、「//hostname/instance」のように、システムにインスタンスを関連付けるための区切り文字として使用できます。 ローカル システム インスタンスの場合は、ローカル システムにインスタンスを関連付けるために「//./」が常に先頭に付けられます。 「//hostname/*」、「//*/instance」、および「//*/*」は、無効な値です。
このエントリでオブジェクト状態モデルの procAlive オブジェクト属性が使用されることを示します。 属性はデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。
このエントリでオブジェクト状態モデルの none 重大度が使用されることを示します。
連続するサンプル間の差異(デルタ)を測定するのではなく、サンプリングされた値をしきい値と比較するようにエージェントに指定します。
サンプリングされた procSize 属性を値 35000 (35,000 KB または 35 MB)と比較し、しきい値を超えたときは processThreshold トラップを送信するようにエージェントに指定します。
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