Systems Management Empire MIB › CPU 統計テーブル
CPU 統計テーブル
CPU 統計テーブルは、各 CPU のパフォーマンス統計を提供します。
クラス: cpuStatsEntry
インスタンス: 特定の CPU の cpuStatsDescr 属性値および cpuStatsIndex 属性値
各テーブル エントリは、1 つの CPU に関する最新の統計を提供します。 エージェントは、定期的(60 秒ごと)に各 CPU のシステム データ構造のステータスを確認し、その値をテーブルに記録します。 以下の統計をモニタするには、CPU 統計テーブルを使用します。
- CPU タイプ(cpuStatsDesc)
- アイドル、ユーザ、システム、または待機モードで動作した時間(cpuStatsIdle、cpuStatsUser、cpuStatsSys、cpuStatsWait)
- 統計が最後に更新された時間(cpuStatsLastUpdate)
- 論理 CPU が消費した物理プロセッサの割合(cpuStatsPC)
- 論理 CPU が消費した獲得可能容量の割合(cpuStatsEC)
- アイドル、ユーザ、システム、または待機モードで動作した時間の割合(cpuStatsIdlePercent、cpuStatsUserPercent、cpuStatsSysPercent、cpuStatsWaitPercent)
CPU 統計テーブルを使用するときは、cpuStatsLastUpdate 列を参照して、この行が最後に更新された時間(TimeTick)を確認してください。 この列では、ユーザが最後にテーブルを照会した後で統計が更新されているかどうかを把握することもできます。
クラス: cpuGroup
各テーブル エントリは、1 つのグループ内にあるすべての CPU に関する最新の統計を提供します。 関連する CPU の合計グループでは、テーブルからメトリックを取得して、すべての CPU の合計を表示します。 また、LPAR が消費したプロセッサの合計および獲得可能容量の合計も表示されます。
以下の統計をモニタするには、CPU 統計テーブルを使用します。
- すべての CPU がアイドル モードで動作した時間。 この変数は Windows NT ではサポートされていません (cpuTotalIdle)。
- すべての CPU がユーザ モードで動作した時間 (cpuTotalUser)。
- すべての CPU がカーネルまたはシステム モードで動作した時間 (cpuTotalSys)。
- すべての CPU が待機モードで動作した時間 (cpuTotalWait)。
- グループ内のすべての CPU 統計が最後に更新された時間 (cpuTotalLastUpdate)。
- システムの CPU がアイドル モードで動作した時間の割合 (cpuTotalIdlePercent)。
- システムの CPU がユーザ モードで動作した時間の割合 (cpuTotalUserPercent)。
- システムの CPU がカーネルまたはオペレーティング システムを実行した時間の割合 (cpuTotalSysPercent)。
- システムの CPU が I/O の待機モードで動作した時間の割合。 この変数は Windows ではサポートされていません (cpuTotalWaitPercent)。
- すべての論理 CPU が消費した物理プロセッサ(pc)の数 報告される値は「pc」を 100 倍したものです。 たとえば、この値が 80 の場合、pc は 0.8 になります (cpuTotalPC)。
- すべての論理 CPU が消費した獲得可能容量(ec)の割合 (cpuTotalEC)。