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コマンド ライン起動オプション

このセクションでは、Windows および UNIX システムで SystemEDGE エージェントを起動するためのコマンド ライン オプションについて説明します。 これらのオプションにより、デフォルト以外のポートや設定ファイルの値を使用してエージェントを開始できます。 これらのオプションを使用して、コマンド シェルからエージェントの別のインスタンス(設定変更のテストなど)を実行できます。

注: エージェントを起動すると、既存のログ ファイルは「filename.0」のようにゼロ拡張子を付けて保存されます。 管理モードで新しい設定を展開することによって実行時に既存のエージェント ログ ファイルが変更された場合、そのファイルはゼロ拡張子を付けて保存されます。

重要: エージェントのインストールと CA Virtual Assurance の展開では、デフォルトのエージェント インスタンスのみがサポートされます。

sysedge バイナリは以下コマンド ライン オプションをサポートします。

[-p port] [-f config file] [-e SNMPV3 config file] [-m monitor file] [-h] [-b] [-d]
-p port

受信 SNMP メッセージをリスンするポートを指定します。 エージェントの別のインスタンスを実行するには、インストール時に入力したポートとは異なるポートを指定します。 SystemEDGE エージェントを実行するために使用できる代替ポートとして、ポート UDP/1691 が予約されています。 インストール時に指定したポートを使用する場合は、この引数を指定しないでください。

デフォルトのエージェント インスタンスのみが CA Virtual Assurance マネージャと通信します。 したがって、CA Virtual Assurance から受信した設定ファイルは、デフォルトのポートに対応する CASYSEDGE_DATADIR ディレクトリに配置されます。

-f config file

CASYSEDGE_DATADIR 内のデフォルトの設定ファイルの代わりに、sysedge.cf ファイルに使用するパス名を指定します。

-e SNMPV3 config file

CASYSEDGE_DATADIR 内のデフォルトの SNMPv3 設定ファイルの代わりに、sysedgeV3.cf ファイルに使用するパス名を指定します。

-m monitor file

CASYSEDGE_DATADIR 内のデフォルトのモニタ テーブル設定ファイルの代わりに、sysedge.mon ファイルに使用するパス名を指定します。

-h

コマンドのヘルプを表示します。 このオプションにより、利用可能なコマンド ライン オプションが一覧表示されます。

-b

(UNIX のみ)エージェントをバックグラウンドで実行します。 エージェントはデーモン プロセスとして実行され、制御端末から切断されます。 このフラグは、起動スクリプトからエージェントを起動するときに使用します。

-d

エージェントをデバッグ モードで実行します。 このオプションにより、エージェントのロギング レベルが debug3 に設定されます。 ロギング メカニズムおよびロギング レベルの詳細については、「エージェントの設定」の章を参照してください。