メッシュ統合は、階層を作成できるという点で階層統合に似ています。 主な違いは、サーバ間の接続の設定にあります。 メッシュ統合では、ネットワーク内の任意の CA User Activity Reporting Module サーバが他のすべての CA User Activity Reporting Module サーバのデータに対してクエリを実行し、そのデータのレポートを作成できます。 レポート機能はサーバ間に作成された関係に依存します。
たとえばメッシュ統合では、サーバは垂直方向のブランチ内のみで相互に接続できます。 つまり、そのブランチのすべての CA User Activity Reporting Module サーバが、同じブランチの他のすべての CA User Activity Reporting Module サーバにアクセスできます。 これは階層統合の CA User Activity Reporting Module サーバとは正反対です。階層統合の CA User Activity Reporting Module サーバは、階層内で自分の下位にあるサーバのみに関するレポートを作成できます。
リング型またはスター型では、すべての CA User Activity Reporting Module サーバは他のすべてのサーバの子として設定されます。 任意の 1 つの CA User Activity Reporting Module サーバにレポート データを要求すると、ネットワークのすべての CA User Activity Reporting Module サーバのデータが表示されます。
メッシュ統合では、2 つ以上の CA User Activity Reporting Module サーバをプライマリとして割り当てて、ネットワーク内の配置を考慮せずに連携内のサーバを使用します。 子として設定されたサーバも、サーバに連携されると、同じブランチまたは他のブランチにある子を表示するように設定されます。 たとえば、2 つの CA User Activity Reporting Module サーバ A と B があり、B を A の子にし、かつ A を B の子にすることで、メッシュ統合を作成できます。 これは、2 つ以上の管理サーバを使用している場合を想定した設定です。
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