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クエリの処理方法

CA User Activity Reporting Module では、ODBC や JDBC のクライアントによって開始されたクエリを以下の方法で処理します。

  1. SELECT 文がクライアント アプリケーションによって ODBC 接続を介してCA User Activity Reporting Module サーバに送信されます。
  2. CA User Activity Reporting Module サーバによって SELECT 文が検証されます。 検証に成功したら、CA User Activity Reporting Module サーバによってクエリを表すデータ構造体が作成されます。

    エラーが発生した場合は、クライアント ドライバに直接エラーを返します。

  3. CA User Activity Reporting Module サーバによって SQL 文が使用可能なクエリに変換されます。 変換が成功したら、CA User Activity Reporting Module サーバによってクエリが実行されます。

    エラーが発生した場合は、クライアント ドライバにエラーを返します。

  4. 有効期限タイマなどの各クエリの状態情報が CA User Activity Reporting Module サーバによって管理されます。これにより、セッションが終了したりクエリが期限切れになったりした場合にキャンセルできます。
  5. CA User Activity Reporting Module サーバによって、クエリ結果が変換され、ODBC クライアント ドライバに送信されて、クライアント アプリケーションによってデータが受信されます。