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対話形式でのエージェントのインストール

CA User Activity Reporting Module エージェントを対話形式でインストールするための前提条件は、UNIX システムの場合と同じです。

前提条件には以下が含まれます。

CA User Activity Reporting Module からエージェント バイナリをダウンロードする場合は、ブラウザを開いて CA User Activity Reporting Module にアクセスしたホストに tar ファイルを保存します。 このファイルを、エージェントのインストール先のホストにコピーします。 ターゲット ホストの /usr の下にディレクトリを作成し、tar ファイルを /usr/<mydirectory> にコピーします。

重要: このガイドでは、エージェントをインストールするために呼び出すファイルが格納されているディレクトリを <install directory> と表記します。

インストール プログラムは、エージェントをインストールしてエージェント ルート ディレクトリ(/opt/CA/ELMAgent)を作成します。 インストール プログラムは、/opt/CA/ELMAgent をインストール パスとして参照します。

AIX ホストへのエージェントのインストール

AIX システムへの CA User Activity Reporting Module エージェントのインストールは、コマンド ラインから実行します。

AIX エージェントをインストールする方法

  1. root としてターゲット ホストにログインします。
  2. コマンド プロンプトを起動し、エージェント tar バイナリ ファイルを保存したディレクトリへ移動します。
  3. 以下のコマンドを実行します。
    tar –xvf <tar_File_Name>
    

    ディレクトリ aix_ppc が作成されます。 _AIX_install_support_ca-elmagent.tar、ca-elmagent-build_number.aix5.3.ppc.rpm、および install_ca-elmagent.sh ファイルがエージェント tar バイナリ ファイルから aix_ppc に展開されます。

  4. aix_ppc フォルダに移動し、以下のコマンドを実行します。
    sh install_ca-elmagent.sh
    

    使用許諾契約が表示されます。

  5. エンドユーザ使用許諾契約を通読します。 同意するには、「Yes」と入力します。
  6. このエージェントが収集したログの転送先となる CA User Activity Reporting Module の IP アドレスまたはホスト名を入力します。

    重要: CA User Activity Reporting Module が IP アドレスを動的に割り当てられている場合は、ホスト名を入力します。

  7. CA User Activity Reporting Module サーバに定義されているエージェント認証キーを入力します。
  8. エージェント ユーザ名を入力するか、root の場合は Enter キーを押します。
  9. 以下のいずれかの操作を行います。
  10. ca-elmagent ルート ディレクトリのフル パスを入力するか、または Enter キーを押してデフォルト(/opt/CA/ELMAgent)を受け入れます。
  11. 以下のいずれかの操作を行います。

    「Installation of <ca-elmagent> was successful」というメッセージが表示されます。 権限レベルの低いユーザをエージェント ユーザ名として指定した場合、インストール プロセスによって必要な許可が割り当てられます。

注: 技術的には、エージェント サービスは caelmwatchdog プロセスが caelmagent プロセスと正常にバインドしたときに開始されます。 バインドが正常に行われたことを確認する、またはバインドの失敗を解決するには、「エージェント インストールのトラブルシューティング」を参照してください。

詳細情報

エージェント インストールのトラブルシューティング

エージェントが実行されていることをローカルで確認します。

エージェントのインストールが正常に行われた場合は、通常エージェント サービスが開始されます。 技術的には、エージェント サービスは caelmwatchdog プロセスが caelmagent プロセスと正常にバインドしたときに開始されます。

AIX ホストにログオンしたままの場合は、インストールしたエージェントが実行されているかどうかを調べることができます。

エージェント サービスが実行されていることをローカルで確認する方法

  1. ディレクトリをエージェント ルート ディレクトリ(/opt/CA/ELMAgent)に変更します。
  2. 以下のコマンドを入力します。
    ps -eaf|grep caelm
    
  3. エージェント caelmagent が実行されていることを確認します。 以下の例のような 2 行がコマンド結果に表示された場合、エージェントは実行されています。
    root 16843 16809  0 17:58:11 ?         0:00 ./caelmwatchdog
    root 16809     1  0 17:57:57 ?         0:57 ./caelmagent -b
    
  4. エージェント サービスが実行されていない場合の対処方法については、「エージェント インストールのトラブルシューティング」を参照してください。

詳細情報

エージェント インストールのトラブルシューティング