前のトピック: ODBC の例のためのイベントの作成

次のトピック: JDBC を使用した Crystal Reports からイベントへのアクセス

ODBC を利用した Crystal Reports からイベント ログ ストアへのアクセス

ODBC アクセス機能を使用して、BusinessObjects Crystal Reports などのサード パーティ製レポート ツールから CA User Activity Reporting Module イベント データにクエリを実行できます。 必要なインストールおよび設定が完了したら、 CA User Activity Reporting Module イベント ログ ストアに ANSI SQL 標準クエリを作成し、送信できます。

イベント ログ ストアのデータベース スキーマは、共通イベント文法(CEG)です。 CA User Activity Reporting Module オンライン ヘルプに、クエリを作成する際に役立つ CEG 参照コンポーネントがあります。 また、標準装備のクエリの基礎を構成している SQL 文を参照することもできますが、CA User Activity Reporting Module の外部からデータベースにアクセスする場合は ANSI SQL を使用してください。

Crystal Reports からイベント データにアクセスするには、以下の手順に従います。

  1. 必須のインストールおよび環境設定タスクを完了します。
  2. Crystal Reports を起動し、標準レポート ウィザードを開きます。
  3. [データ]ダイアログ ボックスで ODBC 接続を作成し、Windows の[コントロール パネル]で作成した ODBC データ ソースを選択します。

    この図は、BusinessObjects Crystal Reports ツールの標準レポートの作成ウィザードを示しています。

  4. ADD コマンド機能を使用して、SQL 入力領域でクエリを作成します。

    たとえば、以下のようなクエリを作成できます。

    SELECT source_username as source_username , SUM(event_count) AS FUNC_SUM_event_count FROM view_event WHERE  event_result = 'F' GROUP BY source_username ORDER BY FUNC_SUM_event_count DESC;
    
  5. OK をクリックして、クエリ エントリを完了します。

    クエリによって返されたデータ列を配置するためのレポート テンプレートが表示されます。

  6. 右上隅にある[フィールド エクスプローラ]から、フィールドを、レポート テンプレートに列としてドラッグ アンド ドロップします。

    クエリを実行すると、フィールドと関連付けられた値が表示されます。 Crystal Reports を使用して、必要な視覚化やカスタマイズを作成できます。

  7. (オプション)レポート結果を、標準装備のレポート「失敗アクティビティ(実行ユーザ別)」と比較します。