スケジュールについて

スケジュールとは、オブジェクトを指定の時間に自動的に実行できるようにするプロセスです。 オブジェクトをスケジュールするときは、希望する定期スケジュール パターンを選択し、実行のタイミングと頻度を詳細に制御する追加パラメータを指定します。

オブジェクトをスケジュールした時点で、スケジュール済みインスタンスが作成されます。 スケジュール済みインスタンスはそれぞれのオブジェクトの[履歴]ダイアログ ボックスに表示されますが([定期]または[待機]のステータスで)、オブジェクトとスケジュールの情報だけで、その他のデータは表示されません。

オブジェクトが実行されるときは、そのオブジェクトの出力インスタンスが作成されます(レポートまたはプログラムのインスタンスなど)。 レポート インスタンスには、データベースから取得される実際のデータが含まれます。 プログラム インスタンスは、プログラム オブジェクトの実行時に生成される標準出力と標準エラーを含むテキスト ファイルです。 出力インスタンスは、オブジェクトの[履歴]ダイアログ ボックスにも[成功]または[失敗]のステータスで表示されます。

エンドユーザがオブジェクトをスケジュールして実行するには、InfoView アプリケーションやカスタムの Web アプリケーションなど、Web ベースのクライアントを使用する必要があります。 InfoView がオブジェクトのスケジュールとレポートの表示を主な目的として設計されている一方で、CMC では、オブジェクトのスケジュールとレポートの表示に加えて、オブジェクトの管理もできます。