アクセス権はオブジェクトに設定され、プリンシパルのオブジェクトに対するアクセスを制御します。ただし、すべてのオブジェクトに対してすべてのプリンシパルのすべての設定可能なアクセス権を明示的に設定することは非現実的です。 100 個のアクセス権、1,000 人のユーザ、10,000 個のオブジェクトが 1 つのシステムに含まれていると考えてみます。それぞれのオブジェクトのアクセス権を明示的に設定するには、CMS のメモリに何十億ものアクセス権情報を格納する必要があります。しかも、それぞれを管理者が手動で設定する必要があります。 継承パターンを使用すれば、この非現実的な問題は解決されます。 継承によって、システム内のオブジェクトに対するユーザのアクセス権は、そのユーザが属するさまざまなグループおよびサブグループのメンバシップの組み合わせと、親フォルダやサブフォルダからアクセス権を継承したオブジェクトから引き継がれます。 これらのユーザはグループ メンバシップによってアクセス権を継承でき、サブグループは親グループから、ユーザとグループは共に親フォルダからアクセス権を継承できます。
デフォルトでは、あるフォルダへのアクセス権を持つユーザやグループは、以後そのフォルダに公開されるどのオブジェクトに対しても同じアクセス権を継承します。 したがって、最良の方法としては、ユーザとグループの適切なアクセス権をまずフォルダ レベルで設定してから、そのフォルダにオブジェクトを公開します。 BusinessObjects Enterprise では、グループ継承とフォルダ継承の 2 つの継承が区別されます。
| Copyright © 2010 年 CA. All rights reserved. | このトピックについて CA Technologies に電子メールを送信する |