既存のデータベースを使用する場合は、BusinessObjects Enterprise 内からそのデータベースに接続する方法が必要です。 この接続には、データベース クライアントを使用します。 本書で、この操作に使用される用語は、データベース環境変数を識別するスクリプトを設定するためのものです。
インストールと一緒に構成できる Tomcat 版とは異なる Web アプリケーション サーバと BusinessObjects Enterprise を統合する場合は、環境スクリプトを設定することが必要になる可能性があります。 これにより、BusinessObjects Enterprise に必要な変数がセットアップされます。
厳密に言えば、環境スクリプトの設定は、現在の環境でのスクリプトの実行に関係があります。 データベース クライアントが BusinessObjects Enterprise 内から設定されると、データベースに必要なすべての環境変数がセットアップおよびエクスポートされます。
データベース クライアントまたは BusinessObjects Enterprise 環境スクリプトは、コマンド ラインから設定したり、プロファイルに入力したり、または別のスクリプトに入力したりできます。
source ora10env.sh
source <INSTALLDIR>/bobje/setup/env.sh
注: スクリプトを設定するための構文は、使用するシェルのタイプによって異なります。 UNIX シェルには、この操作の構文としてソースを使用するものと、ドット演算子(.)を使用するものがあります。 適切な構文については、ご使用のシェルのマニュアルを参照してください。
|
シェル名 |
ソース |
. (ドット演算子) |
|---|---|---|
|
Bourne シェル(sh) |
なし |
あり |
|
Korn シェル(ksh) |
なし |
あり |
|
Bourne Again シェル(bash) |
あり |
あり |
|
C シェル(csh) |
あり |
なし |
|
Turbo C シェル(tcsh) |
あり |
なし |
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