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手動によるアンインストール

重要: 手動による BusinessObjects Enterprise のアンインストールは、ほかの CA Technologies 製品が不安定になる可能性があるため、推奨されません。 手動によるアンインストールでは、BusinessObjects Enterprise が必要であるにもかかわらずアンインストールされるのを防ぐ目的で使われている参照カウントが無効になることがあります。 このアンインストール手順は、インストール プロセスを終了しており、続けてインストールを行うためにコンピュータの内容を消去したい場合のみ使ってください。

UNIX から手動で CA Business Intelligence を削除する方法

  1. BusinessObjects Enterprise を手動でアンインストールするには、その関連するプロセスをすべて停止する必要があります。 これはコンピュータを再起動すれば実行できます。

    または、手動で BusinessObjects Enterprise プロセスを停止できます。

    BusinessObjects Enterprise の 2 つのバージョンがコンピュータにインストールされており、両方の関連プロセスを表示する場合は、以下を実行します。

    ps –ef|grep bobje
    

    CA Business Intelligence r3.2 (BusinessObjects Enterprise XI 3.1)だけのプロセスを表示する場合は、以下を実行します。

    ps –aef |grep CommonReporting3 
    

    関連プロセスを強制終了するには、以下を実行します。

    kill -9 <process id>
    
  2. CommonReporting3 フォルダを削除します。 以下を実行します。
    $ cd $CASHCOMP
    $ rm –rf CommonReporting3
    
  3. /var に移動し、隠しファイル.com.zerog.registry.xml を削除します。 以下を実行します。
    $ cd /var
    Command>> rm –rf  .com.zerog.registry.xml
    
  4. /tmp フォルダに移動し、CA Business Intelligence に関連するすべてのログ ファイルを削除します。

    : すべてのファイルは次に実行するインストールで上書きされるため、この手順は必須ではありません。

  5. <installer media>/Disk1/InstData/VM フォルダに移動し、installer.properties ファイル(ある場合)を削除します。 以下を実行します。
    Command>> cd <installer media>/ Disk1/InstData/VM
    Command>> rm –rf  installer.properties
    
  6. BusinessObjects Enterprise ユーザ ホーム ディレクトリに移動し、その中にある BusinessObjects Enterprise に関連するすべてのファイルを削除します。

UNIX でアンインストール後に残ったファイルの手動による削除

UNIX に BusinessObjects Enterprise をインストールすると、etc ディレクトリにルート レベルの初期化スクリプトが追加されます。 アンインストール後、これらのスクリプトは手動で削除する必要があります。 削除しない場合、その後同じコンピュータでユーザ インストールを実行すると、コンピュータを再起動するたびにこれらのスクリプトが呼び出され、サーバが自動的に開始されます。これは、システム インストールで行われる動作であり、通常のユーザ インストールでは行われないものです。

etc ディレクトリを参照し、「BobjEnterprise120」という名前を含むファイルを探して削除します。

$ cd /etc
$ grep -R BobjEnterprise120*

grep コマンドを実行すれば、Linux の標準的なシステム インストールの場合で以下のようなファイル リストが得られます。

: これらのファイルはプラットフォームごとに異なる場合があります。

init.d/BobjEnterprise120:
rc0.d/K01BobjEnterprise120
rc1.d/K01BobjEnterprise120:
rc2.d/K01BobjEnterprise120:
rc3.d/S99BobjEnterprise120:
rc4.d/K01BobjEnterprise120
rc5.d/S99BobjEnterprise120
rc6.d/K01BobjEnterprise120:
rc.d/rc6.d/K01BobjEnterprise120:
rc.d/rc3.d/S99BobjEnterprise120
rc.d/rc4.d/K01BobjEnterprise120:
rc.d/rc0.d/K01BobjEnterprise120:
rc.d/init.d/BobjEnterprise120:
rc.d/rc2.d/K01BobjEnterprise120:
rc.d/rc5.d/S99BobjEnterprise120:
rc.d/rc1.d/K01BobjEnterprise120: