Web サービスは、インターネット上で使用可能なソフトウェア操作またはメソッドのコレクションで、標準化された XML メッセージング システムを使用します。 XML は、Web サービス操作に対するすべての通信をエンコードするために使用されます。クライアントは、XML メッセージを送信して Web サービス操作を呼び出し、対応する XML 応答を待機します。
Web サービスには、標準 Web サービス プロトコルを使用できるどのクライアントでもアクセスできます。 Web サービスを使用すると、ビジネス プロセスを自動化し、手動によるデータ入力を減らすことができる多くの機能にアクセスできます。 利用可能な Web サービスは複数あり、それぞれが製品の異なる分野の機能にアクセスできるようにします。 たとえば、UserService Web サービスは、ユーザについての情報の管理に使用できる getUser メソッドと editUser メソッドを提供します。一方、BusinessUnitService Web サービスは、ビジネス ユニットに関する同様の機能を提供します。 この Web サービスのセットは、CA Service Catalog のアプリケーション プログラミング インターフェース（API）を構成します。
Simple Object Access Protocol（SOAP）は、アプリケーション間通信のための単純な XML ベースの通信プロトコルおよびエンコーディング フォーマットです。
SOAP の CA Service Catalog 実装は Axis に完全に準拠しています。 CA Service Catalog が公開する Web サービスには、Axis 準拠のどのクライアントからでもアクセスできます。 実装者は、自分の使い慣れた任意のプログラミング言語を使用して、メソッド呼び出し構文により、公開されたメソッドを呼び出すことができます。 選択したプログラミング言語で Web サービスを使用するための知識が必要です。 この実装では Web Services Description Language（WSDL）がサポートされるので、リモート サービスにアクセスするスタブを簡単に作成でき、CA Service Catalog 展開サービスの機械可読記述を Axis から自動的にエクスポートできます。
実装者は自分の使い慣れた任意のプログラミング言語を使用して、単純なメソッド呼び出し構文により、公開されたメソッドを呼び出すことができます。 この章では、Web サービスの設定について説明し、Web サービスの展開および展開解除の方法についても触れます。 Java や JavaScript で記述されたさまざまな SOAP クライアントによって Web サービスにアクセスする例も示します。
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