クライアントがログインおよびログアウト メソッドを実行する仕組み

各 Web サービスのクライアント実行ログインおよびログアウト メソッドは、Java クライアントを使って <bcsc> Web サービスを呼び出すプロセスで必要となります。 各 Web サービスは、1 セットのログイン メソッドを持ちます。 各ログイン メソッドは、セッション ID を返します。以降の Web サービス コールでは、このセッション ID をパラメータとして渡す必要があります。 セッション ID は、複数の Web サービスで共用できます。 したがって、たとえば UserService の logIn メソッドで取得したセッション ID を、BusinessUnit Web サービスのメソッドのコールで使用できます。

クライアント アプリケーションは、認証に複数のログイン メソッドを使用できます。 たとえば、logIn メソッドは、[ログイン]ウィンドウと同じパラメータ、つまり、ユーザ ID、パスワード、およびビジネス ユニットを受け取ります。 ユーザを認証し、ユーザのロールを決定するには、この一式の情報で十分です。 以降のメソッド コールでは、ユーザが GUI でアクセスした場合とまったく同様に、ログインしたユーザの権限の範囲内での操作が可能になります。 署名など、メソッドのパラメータ情報を表示するには、API ドキュメントを参照してください。

クライアントがログインして認証されると、クライアントはコールしているサービスを明示する必要があります。 クライアントは、リモート プロシージャのコールを開始する前に、メソッド名と該当するパラメータも提供する必要があります。 一般に、クライアントは、この情報を提供できるようにすでに保持しています。 また、クライアントは、探すサービスとコールするメソッドの情報も保持している必要があります。 この必要な情報のいずれかが不明な場合は、WSDL ファイルから取得できます。 メソッドのパラメータ情報は、<bcsc> GUI、または SOAP API の Java ドキュメントを参照することで、取得できます。

基盤となるトランスポート プロトコルは、HTTP または HTTP 以外のプロトコルとなるため、認証は共通のログイン Web サービスを使用します。 この Web サービスは、クライアントが Web サービスの残りの部分をコールするために使用するセッション ID を返します。 このセッションは、以下のことが発生した場合に終了されます。

セッション ID は、10 分以内に繰り返し使用できます。 10 分経過した後で使用すると、セッション ID は無効になります。 セッション ID の使用が終了したら、logOut Web サービスをコールして、セッションを終了し、セッション ID を無効にします。 この方法でセッションを効率敵意に管理すると、最高のパフォーマンスを得るのに役立ちます。