前のトピック: IBM AIX コンピュータの論理パーティションの追加

次のトピック: OS イメージのマシンへの追加

NIM (Network Installation Manager)の追加

LPAR および個々のサーバ用の AIX イメージをインストールして管理するための集中管理ポイントを提供する NIM (Network Installation Manager)を指定します。

このページには以下のフィールドがあります。

NIM マスタ

NIM 環境をセットアップして保守するコンピュータを定義します。 NIM 環境は、コンピュータの論理的なグループです。 複数の NIM 環境が同じ TCP/IP ネットワーク上にある場合がありますが、アクティブな NIM マスタは環境ごとに 1 つのみです。

マシン リソース名

NIM インストールおよび更新操作のターゲット コンピュータの名前を定義します。 クライアント コンピュータをプロビジョニングし、そのクライアント コンピュータに AIX オペレーティング システムをイメージングします。

インストール タイプ

デフォルト メソッド(RTE)または MKSYSB イメージのどちらを使用してプロビジョニングするかを指定します。

リソース タイプ

イメージングに使用するリソースの名前を定義します。

リソース グループ

リソース グループを使用するとき、NIM クライアントへのリソースを、個々に関連付けるより迅速に割り当てるために使用するリソースの論理グループを定義します。

ホスト名

ホスト コンピュータの名前を定義します。

ユーザ名

エージェント展開に使用する root ユーザを定義します。

パスワード

エージェント展開に使用する root ユーザのパスワードを定義します。

論理パーティションを使用

イメージングされる論理パーティションを定義します。

HMC/IVM 名

選択されたパーティションが存在する管理対象サーバに関連付けられる HMC/IVM を定義します。

システム名

論理パーティションが存在するシステム名を定義します。

パーティション名

イメージングされるパーティション名を定義します。

プロファイル名

パーティションのプロファイル名を定義します。

テンプレート

ドロップダウン リストから 1 つ選択します。 テンプレート リストには、選択したチケット タイプに応じて、事前定義された値が入力されています。

説明

テンプレート用のオプションの説明。

ドメイン マネージャ

ドロップダウン リストからドメイン マネージャを選択します。

スケーラビリティ サーバ

エージェントのプライマリ インターフェースとして機能し、複数のホストに Unicenter DSM の負荷を分散します。 Software Delivery アダプタは、ソフトウェア配布用の複数のスケーラビリティ サーバをサポートします。

IBM AIX イメージを使った MKSYSB のプロビジョニング

IBM NIM MKSYSB ユーティリティを使用すると、オペレーティング システムと追加ソフトウェアの両方を含む IBM AIX イメージを 1 回の操作でプロビジョニングできます。 MKSYSB を使ったプロビジョニングを実行するには、MKSYSB イメージおよび NIM リソースを事前に用意する必要があります。

IBM NIM 環境を MKSYSB リソースを使用して設定するときは、IBM AIX イメージをプロビジョニングするために CA Server Automation ユーザ インターフェースを使用します。

次の手順に従ってください:

注: CA Server Automation ユーザ インターフェースに管理者としてログインしていることを確認します。

  1. [リソース]をクリックし、[エクスプローラ]ペインを開きます。
  2. IBM PowerVM リソースを右クリックし、[プロビジョニング]-[NIM のプロビジョニング]を選択します。

    [NIM で AIX をプロビジョニング] ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. 以下のフィールドを指定します。
    NIM マスタ

    NIM 環境を設定するコンピュータを指定します。 環境内に配置できるアクティブな NIM マスタ サーバは 1 つのみです。

    マシン リソース名

    NIM のインストールおよび更新操作のターゲット コンピュータを指定します。

  4. [インストール タイプ]ドロップダウンで、[mksysb]を選択します。
  5. [リソース タイプ]ドロップダウンで、[リソース グループ]を選択します。
  6. MKSYSB リソース グループを選択します。
  7. [システム属性]ペインで、ホスト NIM システムにログインするために管理者の認証情報を提供します。

    注: 管理者のユーザ ID とパスワードは、IBM AIX イメージング設定時に install_path/imaging/etc/ca_post_install.sh スクリプトで指定したものと一致する必要があります。

  8. [コンピュータの追加]をクリックします。

新規 IBM AIX システム イメージが作成され、使用する準備ができています。 MKSYSB リソース グループをすでに利用可能にしておくことで、プロビジョニングで複数ステップのビルド プロセスを実施する必要はなくなりました。