JumpStart サーバから Solaris クライアントに Solaris イメージを展開する場合、JumpStart インストール サーバとは異なる JumpStart ブート サーバを使用して Solaris クライアントのイメージする場合、または Solaris 10 x86 クライアントのイメージする場合には、dpmimg image コマンドを使用します。
このコマンドの形式は、以下のとおりです。
dpmimg image [-sc sc_url] -target_host targethostname -target_mac macaddress [-itcm_server itcm domain manager] -auto_deploy {Yes|No} [-deploy_template templatename] -target_username username [-target_password password] [-auth_file authorizationfile] [-auth_comp componentID] -img_host imagehostname -img_name imagename -img_location location [-boot_img_name bootimagename] [-boot_img_location bootimagelocation] [-boot_img_host bootimagehost] [-servproc_hostname serviceprochostname] [-servproc_user serviceprocusername] [-servproc_pw serviceprocpassword] -dhcp_hostname dhcphostname [-itcm_server SD_adapter_server] [-scalability_server scalabilityservername] [-wait [timeout]] [-pre] [-post] [[-ws_user <value> -ws_password <value>]|[-prompt <yes|no>]][-locale iso639value]
(オプション)サービス コントローラ ホスト用の URL を定義します。
例: https://hostname:port/...
サービス コントローラがインストールされている完全修飾ホスト名を定義します。
例: localhost.ca.com
サービス コントローラ ホスト用のリスニング ポートを定義します。
例: 80
イメージを展開するターゲット ホスト サーバの名前を定義します。
イメージを展開するコンピュータのハードウェア アドレスを定義します。
(オプション)ソフトウェア配信アダプタが存在する ITCM ドメイン マネージャの名前を定義します。操作はこのマネージャ上で実行されます。 1 つの SD アダプタまたは ITCM ドメイン マネージャのみを設定する場合はオプションです。 このパラメータは、CA Server Automation に対してのみ有効です。
CA Server Automation エージェントを自動的に展開するかどうかを指定します。 オプションは、以下のとおりです。
CA Server Automation エージェントを自動的に展開します。
CA Server Automation エージェントが自動的に展開されないようにします。
デフォルト: no
(オプション)CA Server Automation で作成された汎用テンプレートの名前を指定します。
注: VMware vCenter で作成および管理されているテンプレートと、このテンプレートを混同しないでください。
イメージを展開するターゲット ホスト サーバにエージェントを展開するユーザ名を定義します。
(オプション)イメージを展開するターゲット ホスト サーバにエージェントを展開するパスワードを定義します。 パスワードを指定しない場合は、認証ファイルから取得されます。
注: 認証ファイルの設定には dpmutil CLI を使用します。
(オプション)暗号化されたパスワードの取得に使用する認証ファイルの名前をフル パスで指定します。 このファイルには、dpmutil 認証情報設定コマンドを使用して生成した CA Server Automation 管理者の認証情報が含まれます。 このオプションを指定しないと、デフォルトの認証ファイルが使用されます。
(オプション)グループ ホストとユーザに対して使用できるコンポーネント ID を指定します。
RSI サーバの名前を定義します。
展開するイメージの名前を定義します。
展開するイメージの場所を定義します。
(オプション)展開するブート イメージの名前を定義します。
(オプション)展開するイメージの場所を定義します。
(オプション)ブート イメージが存在するサーバの名前を定義します。
(オプション)サービス プロセッサのホスト名(Solaris 10 x86 タイプ)を定義します。
(オプション)サービス プロセッサに接続するユーザのユーザ名(Solaris 10 x86 タイプ)を定義します。
(オプション)サービス プロセッサに接続するユーザのパスワード(Solaris 10 x86 タイプ)を定義します。
(オプション)ソフトウェア配信アダプタが存在する ITCM ドメイン マネージャの名前を定義します。操作はこのマネージャ上で実行されます。 1 つの SD アダプタまたは ITCM ドメイン マネージャのみを設定する場合はオプションです。 このパラメータは、CA Server Automation に対してのみ有効です。
DHCP サーバへの接続に使用されるホスト名(Solaris 10 x86 タイプ)を定義します。
(オプション)ソフトウェア配信用の CA DSM スケーラビリティ サーバを指定します。
(オプション)ジョブ ステータスを表示し、操作が完了、失敗、またはタイムアウト(timeout の値を指定している場合)するまで待機するかどうかを指定します。 このオプションを指定しない場合、CLI は完了を待たずに戻ります。 応答がない場合、オプションの timeout の値(分)がタイムアウトするまでの時間となります。 timeout の値を指定せずに wait オプションを入力すると、CLI は caimgconf.cfg ファイルのデフォルト待機時間の 120 分を使用します。 任意の正の整数のほかに、timeout には以下の値も使用できます。
タイムアウト値はありません。
完了するまで待機します。
(オプション)操作を実行する前にイベントを生成するかどうかを指定します。
(オプション)操作を実行した後でイベントを生成するかどうかを指定します。
(オプション)イメージング サービス モジュールに接続するための Web サービス ユーザ名を指定します。
(オプション)イメージング サービス モジュールに接続するための Web サービス ユーザのパスワードを指定します。
(オプション) Web サービスのユーザ ID とパスワードの入力を要求するかどうかを指定します。
デフォルト: Yes
(オプション)デフォルトの英語出力より優先させるロケールを、IS0 639_3166 の組み合わせ(たとえば フランス語の場合は fr_FR)で指定します。コマンド プロンプトのロケールを使用する場合は "native" を指定します。
例: Solaris クライアント コンピュータにイメージを展開する
この例では、JumpStart サーバから Solaris クライアント コンピュータに Solaris イメージを展開しますが、イメージの展開が完了するのを待機しません。
dpmimg image -imghost sunserver001 -img_name jump_5.10 -auto_deploy Yes -target_host sunserver002 -target_username rootuser -target_password rootuserpassword -target_mac 00:00:00:00:00:00 -img_location /export/jump_5.10
例: Solaris 10 x86 クライアント コンピュータにイメージを展開する
この例では、JumpStart サーバから Solaris 10 x86 クライアント コンピュータに Solaris イメージを展開します。
dpmimg image -target_host sunserver001 -target_mac 00:00:00:00:00:00 -auto_deploy no -target_username root -target_password rootuserpassword -img_host sunimageserver001 -img_name sol_10_508_x86 -img_location /jsimages/SunImageServer/sol_10_508_x86 -servproc_hostname sunserver002 -servproc_user root -servproc_pw rootuserpassword -dhcp_hostname sunimageserver002 -boot_img_host sunimageserver001 -boot_img_name sol_10_508_x86_bt -boot_img_location /jsboot/SunImageserver/sol_10_508_x86_bt -wait 120 -pre -post
例: 複数の JumpStart サーバを使用して Solaris サーバに Solaris イメージを展開する
この例では、複数の JumpStart サーバを使用して、Solaris サーバ sunserver002 に Solaris イメージを展開します。 インストール OS イメージは sunserver003 にあります。また、ブート イメージはブート サーバ sunserver004 にあります。 コマンドは、イメージが展開されるのを 2 時間を待機してから実行されます。
dpmimg image -target_host sunserver002 -target_mac 00:00:00:00:00:00 -auto_deploy yes -target_username root -target_password rootuserpassword -img_host sunserver003 -img_name sol_10_sparc -img_location /jsimages/sol_10_sparc -boot_img_host sunserver004 -boot_img_name sol_10_sparc_boot -boot_img_location /jsboot/sol_10_sparc_boot -wait 120 -pre -post
例: 複数の JumpStart サーバを使用して Solaris 10 x86 サーバに Solaris 10 x86 イメージを展開する
この例では、複数の JumpStart サーバを使用して、Solaris 10 x86 サーバ sunserver002 に Solaris 10 x86 イメージを展開します。 インストール OS イメージは sunserver002 にあります。また、ブート イメージはブート サーバ sunserver003 にあります。 このイメージは、サービス プロセッサ サーバ sunserver004 および DHCP サーバ dhcpserver001 に接続します。
dpmimg image -target_host sunserver002m -target_mac 00:00:00:00:00:00 -auto_deploy no -target_username root -target_password rootuserpassword -img_host sunserver002 -img_name sol_10_x86 -img_location /jsimages/sol_10_x86 -servproc_hostname sunserver004 -servproc_user root -servproc_pw rootuserpassword -dhcp_hostname dhcpserver001 -boot_img_host sunserver003 -boot_img_name sol_10_x86_boot -boot_img_location /jsboot/sol_10_x86_boot -wait 120 -pre -post
| Copyright © 2011 CA. All rights reserved. | このトピックについて CA Technologies に電子メールを送信する |