環境の検出

カスタム CA Server Automation マネージャインストールを使用する場合、AIM のインストール中に仮想環境および Microsoft クラスタを検出することができます。可能な場合は、インストールの各ダイアログボックスに、管理対象サーバに関する必要なデータを入力します。インストール中に設定をスキップし、後ほど設定を実行することもできます。

カスタムインストール後に AIM を設定して仮想環境を検出するには、以下のいずれかを実行します。

ユーザインターフェースから［管理］タブを開き、［設定］-［プロビジョニング］に移動して、認証情報を追加して AIM を設定する適切なサーバタイプを選択します。 CA Server Automation は自動的に物理コンポーネントおよび仮想コンポーネントを検出し、管理データベース取り込みます。
Windows AIM サーバ上で NodeCfgUtil.exe ユーティリティを使用して、仮想環境管理に必要なデータを追加します。ユーティリティは SystemEDGE_install_path¥plugins¥AIPCommon ディレクトリにあります。次に、CA Server Automation マネージャから AIM サーバを再検出します。このオプションでは、必要な手順を手動で実行できます。

以下のガイドラインを考慮してください。

仮想環境および Microsoft クラスタへのアクセスに指定されたユーザには、リモートアクセスのための十分な権限が必要です。
Hyper-V Server を管理するには、Hyper-V Server に SystemEDGE および Hyper-V AIM をインストールします。 SystemEDGE と Hyper-V AIM は、同じ Hyper-V Server 上で実行する必要があります。次に、AIM を設定し、Hyper-V Server を検出します。
CA Server Automation マネージャサーバ上で実行されない SystemEDGE および AIM が、これらに関連付けられた CA Server Automation マネージャと同じ SNMP 設定を使用することを確認します。
VMware Infrastructure または vSphere を管理するには、対応する vCenter Server の認証情報を入力します。
すべての VMware VM に VMware ツールをインストールします。 VMware ツールが VM にインストールされていない場合は、いくつかの機能が適切に動作しません。
VMware ツールは、VM の仮想化を最適化します。これらのツールがない場合は、多くの機能を利用できません。詳細については、VMWare のマニュアルを参照してください。

AIM サーバから vCenter Server、Solaris ゾーンサーバ、HMC/IVM サーバ、Microsoft クラスタ、Cisco UCS サーバ、Active Directory または Exchange Server を検出する方法

Windows AIM サーバで NodeCfgUtil.exe ユーティリティを実行して、対応する AIM の設定データを更新します。
NodeCfgUtil.exe ユーティリティは、このデータを zone.cfg、vc.cfg、ucs.cfg、lpar.cfg、mscs.cfg、または esad.cfg に格納します。
マネージャサーバでユーザインターフェースを開き、［リソース］、ナビゲーションペインの［データセンター］の順にクリックします。
右クリックし、［管理］-［検出］を選択します。
ディスカバリオプションが表示されます。
以下のいずれかを選択します。
- システムの検出
- ネットワークの検出
対応するダイアログボックスが表示されます。
管理対象にする vCenter Server、Solaris ゾーンサーバ、Microsoft クラスタ、Cisco UCS サーバ、または HMC/IVM サーバのシステム名を入力します。あるいは、ディスカバリプロセス用のネットワークプロパティを入力できます。［OK］をクリックします。
CA Server Automation が検出プロセスを開始します。

検出されたリソースが［エクスプローラ］ペインに表示されます。