リソース割り当てのベストプラクティス

ESX/ESXi 環境に適したリソース割り当て設定（共有、予約、および制限）を指定します。

以下のガイドラインは、仮想インフラストラクチャの最適なパフォーマンスを実現するうえで役立ちます。

利用可能なリソースの総数を頻繁に変更する可能性がある場合、共有を使用して、複数の仮想マシンにわたってリソースを割り当てます。共有を使用しているときに、ホストをアップグレードする場合、共有の数値は変更されません。たとえば、各共有がより多くのメモリまたは CPU を表すようになったとしても、仮想マシンはそれぞれ同じ優先度のままになります。
使用したい量ではなく、許容できる最小限の CPU またはメモリの量を指定するために、予約を使用します。ホストは、仮想マシンの共有の数、予測される需要、および制限に基づいて、利用可能な追加のリソースを割り当てます。仮想マシンの追加または削除など、環境を変更しても、予約によって指定されたリソースの量は変更されません。
仮想マシンの予約を指定するとき、すべてのリソースをコミットするのではなく、予約しない部分が適切に残るように計画してください。予約する量がすべてのシステム容量の限界に近づくと、予約やリソースプールの階層を変更することが困難になります。
詳細については、www.vmware.com にある vSphere 関連のドキュメントを参照してください。