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JES 構成モジュールのアセンブルおよびリンク(INST0020)

JES 構成モジュールには、JES2 および JES3 の両方に関するリリース固有の情報が含まれます。 この情報は JES データの取得に使用されます。

CA SYSVIEW を使用している各システム用の JES 構成モジュールをアセンブルおよびリンクする必要があります

システムの組み合わせ、および JES2 と JES3 のバージョンによっては、このジョブを複数回実行する必要がある場合があります。 適用された保守のレベルが異なるシステムは、それぞれ別のバージョンと見なされます。

JES 構成モジュールをアセンブルおよびリンクする方法

  1. sysview.SAMPJCL データ セット内の INST0020 メンバを調べ、ジョブで参照されているファイルがすべて正しいことを確認します。
  2. SET ステートメントを変更して、JES2 および JES3 の構成モジュールを作成します。

    SET MODULE= ステートメントで指定された名前は、PARMLIB の JES メンバ(JES 構成名テーブル)の中で指定された名前と一致する必要があります。

  3. INST0020 ジョブをサブミットします。

    INST0020 ジョブのすべての手順が条件コード 0 で終了した場合は、システムによって JES 構成モジュールが正常にアセンブルおよびリンクされています。

注: 何らかのアセンブリ エラーが発生した場合は、http://ca.com/support で、テクニカル サポートにお問い合わせください。 エラーのある行を表示するには、ソースメンバの JOFFT マクロで LIST=YES を指定するようにしてください。

重要: ターゲット システムと異なるオペレーティング システム レベルでこのジョブを実行している場合は、SYSLIB 連結を変更してターゲット SYSRES へのボリューム リファレンスを追加する必要があります。