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JES 構成名テーブルの仕組み
CA SYSVIEW はセッションの初期化時に、JES parmlib メンバを検索し、SysName カラムに一致する OS システム名を検出します。 JES サブシステムへの一致を検出することで、JES 関連のコマンドへのアクセスが可能になります。
マッチングは以下のように行われます。
- GEN モジュール中で指定された JESNAME パラメータの値が、JES カラムで指定された JES サブシステム ID と比較されます。
一致する場合、以下が行われます。
- Module カラムで指定された JES 構成モジュールがロードされます。
- その後、JES 構成モジュールにアセンブルされた JES 製品レベルおよびサービス レベルが、JES サブシステムの製品レベルおよびサービス レベルと比較されます。
- 一致する場合、検索が完了します。
- 一致しない場合、SysName カラムの別の一致するシステム名を探して検索が続行されます。
- JES parmlib メンバ全体を検索して、JES 製品レベルは一致するが、サービス レベルが一致しない場合。
- 一致する JES 構成モジュールが使用され、サービス レベルが一致しないという警告メッセージが表示されます。
- 保守が適用されています。
- JES 構成モジュールを再アセンブルする必要があります。
- 一致する JES 構成モジュールが見つからない場合。
- JES サービスの初期化が終了します。
- JES 関連コマンドは使用できません。
- 任意のシステム名に一致する任意のシステム名を使用できますが、JES 構成モジュールの製品レベルおよびサービス レベルは、実行中の JES サブシステムと一致する必要があります。
- JES parmlib メンバのいずれのカラムでも、一般的なワイルドカードによるマッチングは実行されません。