前のトピック: ライブラリの削除、割り当て、初期化(INST0001)

次のトピック: z/FS リリース依存データ セットの割り当ておよびマウント(INST0003)

z/FS ベース データ セットの割り当ておよびマウント(INST0002)

この INST002 ジョブによって、HFS または z/FS データ セットを作成します。これは CA SYSVIEW の今後のリリースで使用可能です。 CA SYSVIEW の初回インストール時にのみ、このジョブを実行する必要があります。

リリースに依存する HFS または z/FS データ セット、ディレクトリ、マウント ポイントを新規リリースごとに作成します。

HFS または z/FS データ セットの割り当ておよびマウントを行う方法

  1. sysview.SAMPJCL データ セット内の INST0002 メンバを調べ、名前とパラメータがすべて正しいことを確認します。
  2. 以下の割り当てタイプを指定します。

    z/FS ファイルの場合 ZFS='TRUE' に設定

    HFS ファイルの場合 ZFS='FALSE' に設定

  3. INST0002 メンバをサブミットします。

    このメンバに含まれ、実行される手順は以下の通りです。 各手順はリターン コード 0 で完了する必要があります。

    UNMOUNT

    既存の z/FS データ セットをマウント解除します。

    この手順により、ユーザはジョブを再実行できます。 リターン コードは強制的に 0 になります。

    DELDIR

    z/FS ディレクトリを削除します。

    この手順により、ユーザはジョブを再実行できます。 リターン コードは強制的に 0 になります。

    DELZFS

    z/FS データ セットを削除します。

    この手順により、ユーザはジョブを再実行できます。 リターン コードは強制的に 0 になります。

    ALLOCZFS

    z/FS データ セットを割り当てます。

    FORMAT

    z/FS データ セットをフォーマットします。

    MAKEDIR

    必要なディレクトリ構造を作成します。

    MOUNT

    指定されたディレクトリに z/FS データ セットをマウントします。

    CHMOD

    ディレクトリ許可を設定します。

    リターン コード 0 でジョブが終了した場合は、z/FS ベース データ セットは正常に割り当てられマウントされています。