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CICS JCL の更新

CICS データ コレクタおよびオンライン インターフェースを有効にするために、CICS JCL を更新します。 サンプル JCL は sysview.SAMPJCL (CICSJCL)にあります。 監視対象の各 CICS システムについてこの手順を実行します。

CICS JCL の更新方法

  1. CICS ジョブストリーム DFHRPL および STEPLIB DD ステートメントに、以下のようなロード ライブラリ用の DD ステートメントを追加します。
    //STEPLIB  DD   DSN=...
    //         DD   DSN=sysview.CNM4BLOD
    //DFHRPL   DD   DSN=...
    //         DD   DSN=sysview.CNM4BLOD
    

    注: 高レベル修飾子を CA SYSVIEW ロード ライブラリへ割り当てたものに置き換えてください。

  2. STEPLIB DD 名、LPA または linklist によって、CNM4BLOD データ セットをアクセス可能にします。

    CICS TS 3.2 以降、CICS では動的プログラム ライブラリ管理が提供されます。 CNM4BLOD データ セットを CICS に動的に追加し、LIBRARY リソース定義を使用してアクセス可能にすることができます。 これはデータ セット DFHRPL DD 名を追加する方法に変わるものです。

これで監視対象の各 CICS システムについて、CICS JCL が更新されます。