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KEYS メンバ - 実行キーの追加

適切に初期化が実行されるようにするために、製品のキー証明書で提供される CA LMP 実行キーを CAIRIM パラメータに追加する必要があります。

CA LMP 実行キーを CAIRIM パラメータに定義するには、KEYS メンバを変更します。

KEYS メンバ用のこのサンプル パラメータ構造は以下のような形式になっています。

PROD(pp) DATE(ddmmmyy) CPU(tttt-mmmm/sssss)
LMPCODE(kkkkkkkkkkkkkkkk)

パラメータ定義は以下のとおりです。

PROD(pp)

2 文字の製品コードを指定します。 このコードは、製品の以前のバージョン(存在する場合)の CAIRIM 初期化パラメータによってすでに使用されている製品コードと一致します。

pp の有効な値を次に示します。

A0 - CA OPS/MVS JES 2

CG - CA OPS/MVS JES 3

CI - CA OPS/MVS CICS Operations Facility(COF)

CJ - CA OPS/MVS Switch Operations Facility(SOF)

CN - CA OPS/MVS IMS Operations Facility(IOF)

CU - CA OPS/MVS Multi-system Facility(MSF)

CV - CA OPS/MVS Expert System Interface(ESI)

DATE(ddmmmyy)

CA LMP ライセンス契約の有効期限(例: 13MAR12)を指定します。

CPU(tttt-mmmm/ssssss)
tttt

CA LMP を実行する CPU のタイプ(例:3090)が指定されます。

-mmmm

CA LMP を実行する CPU のモデル(例:600)が指定されます。

注: CPU のタイプまたはモデルが 4 文字未満である場合は、未使用部分に空白が挿入されます。

/ssssss

CA LMP が実行される CPU のシリアル番号を指定します。

LMPCODE(kkkkkkkkkkkkkkkk)

CA LMP を実行するのに必要な実行キー(kkkkkkkkkkkkkkkk)が指定されます。 この CA LMP 実行キーは、各 CA LMP ソフトウェア ソリューションに同梱されたキー証明書に記載されています。

例: CA LMP 実行キーの追加

以下に、CA LMP 実行ソフトウェア パラメータに対する制御ステートメントの例を示します。

PROD(Y7) DATE(27JUN12) CPU(2096-E26 /370623)
LMPCODE(52H2K06130Z7RZD6)

この例では、指定された CPU 上で実行している製品について、CA LMP ライセンス契約が 2012 年 6 月 27 日で期限切れになります。 ユーザのサイトで製品をインストールする場合、製品コードと実行キーの値は異なります。

注: CAIRIM パラメータへの CA LMP 実行キーの定義に関する包括的な手順説明、および CAIRIM の機能と関連ユーティリティの詳細については、「CA Common Services for z/OS Administration Guide」を参照してください。