正しい出力が OxREPORT ファイルに必ず書き込まれるようにするには、OMEGAMON のカスタマイズが必要となります。 カスタマイズ作業には、プロファイルを作成および定義するためのしきい値とオプションの選択が含まれます。 OMEGAMON ユーザ プロファイル機能を使用して、これらのパラメータをカスタマイズします。
AOF を使用して OMEGAMON の例外を自動化する際には、以下に注意します。
最も簡単なインターフェース設定方法は、例外分析が常にアクティブである専用セッションを持つことです。 ただし、この解決法には 2 つの欠点があり、1 つめは前段落に記述されたとおりです。 2 つめの欠点は、ローカルにアタッチされた 3270 デバイスを必要とすることです。
別の解決方法は、EPI 論理ターミナルを備えた OMEGAMON VTAM インターフェースを使用することです。 この解決方法は設定がより複雑ですが、専用 3270 ターミナルに関連する両方の問題が除去されます。 EPI セッションは非表示であるため、ほかのユーザに画面を変更されることはありません。 EPI がバーチャル 3270 として利用されるため、3270 実ターミナルは必要ありません。
注: OMEGAMON インストール手順のコマンドと実際のコマンドは、プラットフォームによって異なる場合があります。 上記で参照されたコマンドは、MVS 用の OMEGAMON 固有のものである場合があります。IMS、CICS、および DB2 リリース用の該当するインストール ガイドを参照してください。
専用ターミナルの OMEGAMON 7.1.0 および OMEGAMON II 設定は以下のとおりです。
初期画面領域を作成し、OMEGAMON 画面領域作成のためのルールに従って、以下のコマンドを別々の行に入力します(コマンドは 2 カラム目から開始します)。
OUTP REPORT DDNM OPREPORT (または、proc で使用された DDNAME ならどれでも) .LOGOUT .LOGON .FGO exscrn
例外分析コマンドを含む画面領域の名前を指定します。
OMVTAM のための OMEGAMON II 設定:
OUTP REPORT DDNM OPREPORT (OMREPORT は使用できません) .LOGOUT .LOGON .FGO exscrn
LOGON APPLID(OMVTAM) DATA('FSCR=yyyy')
上記のコマンドを含む画面領域の名前を指定します。 初期画面領域(専用または VTAM モード)の目的は、OMEGAMON の起動時にロギング機能を設定することです。 続いて .FGO コマンドによって制御が例外分析画面領域に移されます。その後、制御は例外分析画面に残り、例外分析処理を定期的に実行します(OMEGAMON セッションが自動更新モードである必要があります)。
この時点で、OMEGAMON メッセージが OPSLOG に表示されており、メッセージを受けて実行されるようルールを有効化できます。 各例外は画面が更新されるたびにメッセージを生成するため、OPSLOG が重要ではないメッセージでいっぱいにならないよう例外しきい値と更新時間を確認することをお勧めします。 OMEGAMON メッセージが OPSLOG に表示されないようにするには、CA OPS/MVS BROWSEOMG パラメータを使用してください。 BROWSEOMG の値を OFF に設定した場合、SAY ステートメントまたはルール内で処理される例外メッセージのテキストを報告する ADDRESS WTO ホスト コマンドを含めることによって、OMEGAMON ルールを実行する OMEGAMON メッセージの発生を監査する事ができます。
OMEGAMON Exception Logging Facility(XLF)を使用するライセンスがある場合、XLFLOG DD を OMEGAMON レポート ファイルの代わりに使用してください。 XLFLOG には、CA OPS/MVS への例外イベントを OMEGAMON のサイクルごとに繰り返し生成しないという利点があります。 XLF を使用する場合、持続および制限のための OMEGAMON 例外分析値をカスタマイズする必要があります。
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