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ルータのセットアップ

CA Network Flow Analysis ルータ上の NetFlow を有効にするには、NetFlow バージョン 5、7、または 9 をサポートする各ルータ上で以下の手順を実行します。

開始する前に、監視する予定の各ルータの以下の情報を収集する必要があります。

サポートされるフロー プロトコル: CA Network Flow Analysis 9.0.00 は、以下のフロー プロトコルをサポートします。

以下の手順に従います。

  1. 現在の環境設定のバックアップ コピーを TFTP (トリビアル ファイル転送プロトコル)サーバ、またはデスクトップに保存します。
  2. 監視するルータに変更を加える前に、copy run start または wr mem コマンドを実行します。

    このコマンドを実行すると、ルータがロックアップまたは再起動した場合に、現在の設定がすべて静的メモリに確実に保存されます。

  3. 以下の IOS コマンドを次に示す順序で入力して、NetFlow エクスポートを設定します。
    ip flow-export version <version_number>
    ip flow-export source <interface>
    ip flow-export destination <IP address of the installation system> 9995
    ip flow-cache timeout active 1
    

    注:  一連のコマンドの 2 番目のコマンドの場合、ソース インターフェースの IP アドレスが変更される場合があります。 Cisco は、使用するループバック ソース インターフェースを設定することを推奨しています。

  4. 論理インターフェースごとにインターフェースに移動し、次のように入力します。
    ip route-cache flow
    

    または

    ip flow ingress (新しいバージョンの IOS の場合)
    
  5. 以下のコマンドを使用して、各ルータ上のインデックス永続性を設定します。
    config# snmp-server ifindex persist
    

    注:  Cisco 7200 Series、7500 Series および 12000 GSR ファミリのルータは、インデックス永続性をサポートしています。

  6. Catalyst 6500 と 7600 スイッチを使用する場合は、Sup II 以降のスーパーバイザ エンジンがあることを確認します。

    : 追加の Catalyst 6500 と 7600 のスイッチ コマンドについては、Cisco の NetFlow コマンド ドキュメントを参照します。