CAF サービスのログ ファイル

CAF (Common Application Framework) サービスでは、アクティビティがログ ファイルに記録されます。 詳細さはトレース レベルによって異なり、カスタマイズすることができます。 ログ ファイルは、問題の分析に役立ちます。

トレース レベルは、デフォルトで ERROR に設定されています。 より多くのトレース情報を取得する必要がある場合、Software Delivery 機能または Data Transport Service などのトレース レベルを、以下のように cftrace コマンドを実行して、DETAIL に変更することができます。

cftrace -c set -f USD -l DETAIL -s 30000

または

cftrace -c set -f DTS -l DETAIL -s 30000

-s オプションでは、ログ ファイルのサイズを 30,000 KB に設定します。 デフォルトのサイズは 2,000 KB ですが、DETAIL トレース レベルには小さすぎる可能性があります。 (トレース ファイルは、設定済みトレース ファイルのサイズおよび数が制限に到達した場合、上書きされます。)

注: cftrace コマンドを実行するトレース設定のリストは、以下のとおりです。

cftrace リスト

Windows では、すべての CAF サービスのログ ファイルは、install_dir¥logs(デフォルト: c:¥Program Files¥CA¥DSM¥logs)にあります。

CA ITCM のインストール中に作成されたログ ファイルは、ユーザの一時フォルダの下に置かれます。 通常、環境変数 %temp% はこのディレクトリを指します。

Linux では、すべての CAF サービスのログ ファイルは、$CA_ITRM_BASEDIR/logs (デフォルト: /opt/CA/DSM/logs)にあります。

CA ITCM のインストール中に作成されたログ ファイルは、/opt/CA/installer/log の下に置かれます。