ポート使用に関する一般的な考慮事項

通常、CA ITCM では、大部分のネットワーク上のコンポーネント間通信で開いている必要があるポートは、特に、メッセージ ベースのトラフィック(通常は軽量)用の UDP ポート 4104 およびストリーム トラフィック(通常は大量)用の TCP ポート 4728 の 2 つのみです。

デフォルトで、CA メッセージ キューイング(CAM)経由のリモート通信では、以下の表に示すように、ポート 4104 上の UDP が使用されます。 CAM でリモート通信に TCP を使用するように設定することができます(環境によってはこちらのほうが望ましい場合があります)。この場合、ソース ポートが ANY の TCP および 4105 のリスニング ポートが使用されます。 TCP 上の CAM 経由のリモート通信はこの表には示されていません。 CAM は同じマシン上で実行されているコンポーネント間のローカル通信でも広く使用されます。 この場合、ポート 4105 上の TCP が使用されます。

CA ITCM の特定の機能を設定して、ファイル共有を使用することができます。 この場合、適切なファイル共有ポートを開く必要があります。 特定のポート番号は、動作環境(プラットフォーム)および使用可能な設定されたメカニズムによって異なります。

通常のファイル共有ポートは以下のとおりです。

Windows

139/TCP(以前のスタイル)または 445/TCP(新しいスタイル)

Linux および UNIX

2049/TCP (NFS)