CA Enterprise Log Manager は、CA Audit Submit Application Programming Interface(SAPI)サービスの 2 つのインスタンスを使用します。1 つは SAPI コレクタとして、もう 1 つは SAPI ルータとしてインストールされます。 SAPI サービスは通常、既存の CA Audit クライアントおよび統合された製品からイベントを受信する際に使用されます。 以下の設定を使用して、SAPI アダプタを設定できます。
選択したサービスを有効にします。 この設定は、デフォルトでは有効になっています。
ポートマップ機能に登録されない場合のために、選択したサービス用の特定のポート番号を設定します。 デフォルト値の 0 では、[登録]チェック ボックスがオンになっている場合、サービスはランダムに決定されたポートを使用します。
注: ポート番号は、SAPI コレクタと SAPI ルータで異なっている必要があります。 同じポートが両方のサービスに対して設定されている場合、2 つ目のサービスは機能しません。
サービスをシステム ポートマップ機能に登録するかどうかを制御します。 [登録]をオンにし、[SAPI ポート]フィールドに 0 を入力すると、サービスが開始するたびに、ランダムなポートが選択されます。 これは、両方のフィールドのデフォルト設定です。 [登録]がオンになっていない場合、SAPI ポートを指定する必要があります。
CA Audit 環境で非標準の暗号化キーを使用する場合に、暗号化キーを定義します。SAPI アダプタは、受信した SAPI イベントを読み込む際にその非標準の暗号化キーを使用します。
受信された順序と同じ順序でイベントをイベント ログ ストアに送信します。 イベントの順序指定が無効の場合、あるイベントがほかのイベントより早く解析されて転送されると、順序が変更されることがあります。 イベントの順序指定を有効にすると、イベント キューのサイズが増大し、パフォーマンスに影響を及ぼすことがあります。
イベント処理キューの最大イベント数を定義し、リソース処理を制御できます。 このフィールドに 0 を入力すると、絞り込みは行われません。 このしきい値を越えるイベントはソースで保留されます。
各プロトコルの処理スレッド数を定義します。 処理スレッド数を多くすると、イベントの順序指定が無効の場合は処理速度が向上します。 イベントの順序指定が有効の場合は、スレッド数は影響しません。 処理スレッド数を多くすると、パフォーマンスに影響を及ぼす可能性があります。
ログ記録関連の設定値は、個々の CA Enterprise Log Manager モジュールによる内部メッセージの記録方法を制御します。 これらは、ローカル設定としてのみ使用できます。 ログ記録関連の設定値は通常、トラブルシューティングの目的で使用されます。 通常、これらの設定を変更する必要はありません。変更する場合は、ログ ファイルとログ記録について十分に理解している必要があります。
ログ記録ファイルに記録される詳細情報のタイプおよびレベルを定義します。 ドロップダウン リストは、詳細さのレベル順に並んでおり、最も詳細でない選択肢が最初に、最も詳細な選択肢が一番下になっています。
ログ レベル設定が、ログのプロパティ ファイルによるすべてのログ設定より優先されるかどうかを制御します。 この設定は、ログ レベル設定がデフォルト設定より低い(より詳細に表示される)場合にのみ適用されます。
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