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concat 関数マッピングの設定

concat 関数マッピングは、関数マッピングの一種です。 1 つのターゲット フィールドまたは値を指定するほかの関数マッピングと異なり、concat 関数では複数のマッピング ターゲットを指定し、これらを連結して 1 つの CEG フィールドと関連付けます。

データ マッピング ウィザードを使用して、concat 関数マッピングを作成できます。 concat マッピングはほかの関数マッピングとは異なるため、作成手順も多少異なったものになります。

concat 関数マッピングの設定方法

  1. マッピング ファイル ウィザードを開き、名前を入力し、マッピング ファイル用のログ名を選択して、「関数マッピング」の手順に進みます。

    [関数マッピング]画面が表示され、現在のマッピングまたはデフォルト マッピングが表示されます。 [名前]列には CEG フィールド名が、[関数]列には現在リンクされている関数が、[値]列にはテキストまたはフィールド値が表示されます。

  2. [関数マッピングの追加]をクリックして新しいマッピング エントリを追加します。

    マッピング エントリが[マッピングの詳細]ペインに表示されます。

  3. [フィールド]ドロップダウン メニューからマッピング先の CEG フィールドを選択します。
  4. [関数]ドロップダウン メニューから concat 関数を選択します。

    [フォーマット]フィールドおよび[値]フィールドが表示されます。

    注: concat 関数の値は、[関数マッピング]ペインに {…} と表示されます。 これは、値が 1 つではなく、値のセットであることを表しています。

  5. (オプション) [フォーマット]フィールドに指定子を入力し、ターゲット フィールドの配置を制御します。 フォーマット指定子(%s)は、フィールドの位置を示します。 %s 以外の指定子はすべて、最終のテーブル コレクタ フィールドに含められる静的サポート データとみなされます。 たとえば、2 つのターゲット フィールドをコロンで区切るには、[フォーマット] フィールドに「%s:%s」と入力します。
  6. [Concat 値]領域の[concat 値の追加]をクリックし、ターゲット入力/値ペアを追加します。
  7. [値の追加]エントリ フィールドに値を入力し、[値の追加]をクリックします。

    [選択されたフィールド]領域に値が表示されます。

  8. 連結する値を追加するには、手順 6 および 7 を繰り返します。 少なくとも 2 つのターゲット値を追加する必要があります。
  9. 必要な concat マッピングをすべて追加したら、適切な矢印をクリックして次に実行するウィザード手順に進むか、[保存して閉じる]をクリックします。

    [保存して閉じる]をクリックすると、新規ファイルが[マッピング ファイル]ユーザ フォルダに表示されます。それ以外の場合は、選択した手順が表示されます。