CA Enterprise Log Manager サーバは、サポートされる 1 つ以上の方法を使用して、ログを収集するように設定できます。 方法は、ログを待ち受け、収集するコンポーネントのタイプおよび場所によって異なります。 これらのコンポーネントは、エージェント上で設定されます。
次の図は、シングル サーバ システムを表しており、エージェントの位置が濃い(緑色の)円で示されています。

図の番号は、次のステップを示しています。
注: エージェントから宛先 CA Enterprise Log Manager サーバまでのトラフィックは常に暗号化されます。
各ログ収集方法には、次のような利点があります。
直接ログ収集では、デフォルト エージェント上に syslog リスナを設定し、指定した信頼できるソースからイベントを受信するようにします。 さらに、ソフトウェア アプライアンス オペレーティング システムと互換性を持つどのイベント ソースからもイベントを収集するように、他のコネクタを設定することもできます。
利点: CA Enterprise Log Manager サーバの隣接するネットワークに存在するイベント ソースからログを収集するために、エージェントをインストールする必要はありません。
エージェントレス収集では、イベント ソース上にローカル エージェントはありません。 その代わりに、エージェントは専用の収集ポイントにインストールされます。 各ターゲット イベント ソースのコネクタは、そのエージェント上で設定されます。
利点: 企業ポリシーによってエージェントが禁止されているサーバなど、エージェントをインストールできないサーバ上で実行されているイベント ソースからログを収集できます。 設定が適切であれば、ODBC ログ収集などが確実に配信されます。
エージェントベースの収集では、1 つ以上のイベント ソースが実行されていて、各イベント ソースのコネクタが設定されている場所にエージェントがインストールされます。
利点: そのソースと CA Enterprise Log Manager の間のネットワーク帯域幅が不足していて直接ログ収集をサポートできないソースからログを収集できます。 エージェントを使用してイベントをフィルタできるため、ネットワークを介して送信されるトラフィックが減少します。 イベント配信が保証されます。
注: エージェント設定の詳細については、「管理ガイド」を参照してください。
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