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Kerberos 認証使用時のエラー

SUSE Linux 9 で有効

症状:

Kerberos 認証を実行すると、「EE_Authentication」エラーが返されます。

解決方法:

iPoz ログ ファイル内にエラーの詳細を取得するように、CA EEM でトレースを有効にします。 「libkrb5.so ファイルが存在しません」というエラー メッセージが iPoz.log ファイル内に記録される場合は、既存の libkrb5.so.* ファイルから libkrb5.so ファイルへのリンクを作成します。

このエラーは、認証プロセスが LD_LIBRARY_PATH の中で libkrb5.so ファイルを発見できなかった場合に返されます。

注: iPoz.log ファイルには、CA EEM 上でトレースをオンにした場合にのみログが記録されます。 トレースを有効化する方法については、「プログラミング ガイド」を参照してください。

例: リンクの作成

以下の例では、libkrb5.so ファイルの利用可能なバージョンを検索し、リンクを作成します。

# find / -name libkrb5.so.*
/usr/lib/libkrb5.so.17.3.0
# ln -s /usr/lib/libkrb5.so.17.3.0 /usr/lib/libkrb5.so

WebLogic 8.1 アプリケーション サーバ使用時のエラー

症状:

CA EEM Java SDK を使用するアプリケーションを WebLogic 8.1 アプリケーション サーバ上に展開すると、ClassCastException 例外が返されます。

解決方法:

このエラーが返されるのは、HTTP ハンドラとして WebLogic サーバ独自の HTTPSUrlConnection 実装を使用するようにその WebLogic サーバが構成されている場合です。

このエラーを回避するには、-DUseSunHttpHandler=true パラメータを JVM オプションに追加して、WebLogic サーバが SUN ハンドラを使用するように構成します。

パラメータの設定方法の詳細については、JVM のドキュメントを参照してください。

XACML および SPML サービス使用時のエラー

症状:

JRE 1.5 がインストールされた状態で XACML および SPML サービスを使用すると、以下のエラーが返されます。

java.lang.NullPointerException

解決方法:

JRE1.5 で XACML および SPML サービスを使用するには、以下の手順に従います。

  1. Tomcat Server を停止します。
  2. oasis.war の WEB-INF/lib ディレクトリから jre/lib/ext ディレクトリに xercesImpl.jar ファイルをコピーします。
  3. Tomcat サーバを起動します。

この問題の詳細については、http://bugs.sun.com/bugdatabase/view_bug.do?bug_id=6219364 を参照してください。

アプリケーションのエクスポートに時間がかかる

Linux で有効

症状:

アプリケーションのエクスポート機能を使用したアプリケーションのエクスポートは、時間がかかります。

解決方法:

アプリケーションのエクスポートにかかる時間を短縮するには、以下の手順に従います。

  1. iGateway を停止します。
  2. /opt/CA/SharedComponents/iTechnology/ ディレクトリを開きます。
  3. S99igateway スクリプト ファイルを以下のように編集します。
    LD_ASSUME_KERNEL=2.4.1
    
    # LD_ASSUME_KERNEL=2.4.1
    
  4. iGateway を開始します。