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エージェントの展開計画

エージェントの展開を開始する前に、すべてのエージェント インストールで共有可能な要素と、各インストールに固有の要素とを特定しておくことをお勧めします。 エージェントによって共有される要素が多いほど、エージェント インストールはより容易になります。 各インストールに固有の要素は、エージェントがインストールされるコンピュータ、およびエージェントがイベントを収集するコンピュータです。 すべてのエージェントが共有できる要素には、エージェント、エージェント サービスが実行している権限の低いユーザの認証情報、および認証キーを管理する収集サーバが含まれます。

一般的な計画タスクには以下のようなものがあります。

• イベントを収集するイベント ソースを特定します。
• エージェント インストールのシステム要件を満たすコンピュータを特定します。

  注： CA Enterprise Log Manager Agent Hardware and Software Certification Matrix を参照してください。

• エージェントが必要なコンピュータの IP アドレスおよびホスト名を決定します。
• 各エージェントを登録する CA Enterprise Log Manager 収集サーバを特定します。
• エージェントを利用する権限の低いユーザのための共通の名前とグループを決定します。
• すべてのエージェント インストールで使用する認証キーを設定します。 すでに設定されている場合は、インストール中に使用するために現在の設定を記録します。
• 最初のエージェント インストールの対象とするホストを特定します。 このエージェントを使用してコネクタを作成し、応答ファイルで参照する Connectors.xml をエクスポートすることができます。
• 応答ファイルの作成とサイレント インストールのテストを実行する 2 番目のホストを特定します。
• エクスポートした Connectors.xml、応答ファイル、およびインストール プログラムの保存先として使用する共通のパスを用意します。 Connectors.xml ファイル用のパスは、応答ファイルの作成時に指定します。 まとまった量の展開を準備する場合は、3 ファイルをすべて同じ場所にコピーすると便利です。
• エージェント インストール用のデフォルトのディレクトリ（/opt/CA/ELMAgent）を受け入れるか、またはすべてのエージェント インストールに使用する別のディレクトリを決定します。