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応答ファイルの作成

テストに使用する AIX ホスト上で、応答ファイルを作成します。 応答ファイルは、このファイルでサイレント インストールされるすべてのエージェント用の仕様を提供します。

サイレント エージェント インストール用の応答ファイルを作成する方法

  1. テストに使用するホストにログオンします。
  2. ca-elmagent.pkg および Connectors.xml ファイルが存在する <install directory> に移動します。
  3. 応答ファイルを作成します。
    pkgask -r response_filename.rsp -d ca-elmagent.pkg  
    
  4. エージェントをローカルにインストールする場合と同じように、プロンプトに正確に応答します。
    Select package(s) you wish to process (or 'all' to process all packages). (default: all) [?,??,q]:
    Do you agree to the above license terms? [Yes or No] (No):
    Enter the hostname/IP of the ELM server :
    Enter ELM server authentication code : 
    Enter the ELM Agent username (root): 
    Enter the full path to the ca-elmagent root directory (/opt/CA/ELMAgent): 
    Do you want to configure default connectors?[Yes or No] (Yes): 
    Enter default connectors configuration file path : 
    

    確認メッセージが表示されます。

  5. (オプション)応答ファイルの内容を表示します。 以下に例を示します。
    EULA=Y
    ELM_SERVER=172.24.36.107
    BASEDIR=/opt/CA/ELMAgent
    AUTH_CODE=my_authentication_key
    AGENT_USER=elmagentusr
    DEFAULT_CONNECTORS=/usr/mydir
    INST_MSGFILE=/tmp/install_ca-elm.msg.EN
    INST_LOGFILE=/tmp/install_ca-elmagent.030410.1749.log
    

エージェントのサイレント インストールの起動

UNIX サーバでエージェントのサイレント インストールを起動できます。 このエージェント インストール用の値で構成されている応答ファイルを使用します。 サイレント インストールを実行するには、root ユーザとしてログインする必要があります。 <install directory> には、ca-elmagent.pkg および ca-elmagent.rsp ファイルが存在する必要があります。

サイレント インストールを起動する前に、応答ファイルの設定を確認します。 応答ファイルに AGENT_USER の値として root 以外が指定されている場合は、その名前を持つ権限レベルの低いユーザがこのホストで定義されていることを確認します。 応答ファイルに DEFAULT_CONNECTORS 用のパスが含まれる場合は、Connectors.xml がパスに存在することを確認します。

サイレント インストールを起動する方法

  1. バイナリ(ca-elmagent.pkg)および応答ファイル(ca‑elmagent.rsp)を保存したディレクトリに移動します。
  2. 以下のコマンドを実行してエージェントのサイレント インストールを実行します(ca-elmagent.rsp は応答ファイルの名前です)。
    sh install_ca-elmagent.sh –s ca-elmagent.rsp
    

    エージェントは、応答ファイルに記録したときに指定した設定を使用してインストールされます。

  3. 以下のメッセージが表示されることを確認します。
    Installation of <ca-elmagent> was successful.