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アクセス ポリシーの復元

アクセス ポリシーの削除や変更によって問題が発生した場合は、アクセス ポリシーを復元できます。 誤ってアクセス ポリシーを削除した場合や、アクセス ポリシーが破損した場合、そのポリシーで ID を使って参照されていたユーザは、そのポリシーを再定義または復元するまで CA Enterprise Log Manager にアクセスできません。

アクセス ポリシーを復元するには、ポリシー用の SAFEX スクリプトを実行する必要があります。

エクスポートによって作成されたファイルの拡張子が xml.gz と tar.gz のどちらであるかによって、以下の 2 つの手順のいずれかを使用します。

ファイル名.xml.gz という名前のバックアップからアクセス ポリシーを復元する方法

  1. 保存されたバックアップ ファイルを管理 CA Enterprise Log Manager(通常は最初にインストールされたサーバ)の以下のディレクトリにコピーします。
     /opt/CA/LogManager/EEM
    
  2. 以下のコマンドを実行して XML ファイルを取得します。
    gunzip ファイル名.xml.gz 
    

    これによってファイル名.xml が作成されます。

  3. (オプション)バックアップしたグループ内のポリシーのうち 1 つだけを復元する場合は、以下の手順を実行します。
    1. XML ファイルを開きます。
    2. 復元しないポリシーについて、以下のタグで囲まれている XML 行を削除します。
      <Policy folder="/ name=ポリシー名> および </Policy>
    3. ファイルを保存します。
  4. 以下のコマンドを実行します。EEM サーバのホスト名は、管理 CA Enterprise Log Manager のホスト名を指します。
    ./safex –h eemserverhostname –u EiamAdmin –p パスワード –f ファイル名.xml
    

    CA Enterprise Log Manager サーバが FIPS モードの場合は、-fips オプションを指定してください。

    復元されるファイル名.xml に定義されたポリシー(複数可)は、適切なポリシー タイプに追加され、有効になります。

ファイル名.tar.gz という名前のバックアップからアクセス ポリシーを復元する方法

  1. 保存されたバックアップ ファイルを管理 CA Enterprise Log Manager(通常は最初にインストールされたサーバ)の以下のディレクトリにコピーします。
     /opt/CA/LogManager/EEM
    
  2. 以下のコマンドを実行して XML ファイルを取得します。
    gunzip ファイル名.tar.gz
    

    これによってファイル名.tar が作成されます。

  3. 以下のコマンドを実行します。
    tar –xvf ファイル名.tar 
    

    これによってファイル名.xml が作成されます。

  4. (オプション)バックアップしたグループ内のポリシーのうち 1 つだけを復元する場合は、以下の手順を実行します。
    1. XML ファイルを開きます。
    2. 復元しないポリシーについて、以下のタグで囲まれている XML 行を削除します。
      <Policy folder="/ name=ポリシー名> および </Policy>
    3. ファイルを保存します。
  5. 以下のコマンドを実行します。EEM サーバのホスト名は、管理 CA Enterprise Log Manager のホスト名を指します。
    ./safex –h eemserverhostname –u EiamAdmin –p パスワード –f ファイル名.xml
    

バックアップがない場合に CALM アクセス ポリシーを再作成する方法

バックアップがない場合は、CALM アプリケーション アクセス ポリシーを再作成できます。

  1. CALM アプリケーション アクセス ポリシーを再作成します。 「事前定義ポリシー」を参照してください。
  2. 以下の図に示されたとおりに、フィルタを定義します。 パスの一部は、以下のとおりです。

    このポリシーがあれば、任意の管理者がログインしてほかのポリシーを作成できます。