管理ガイド › エージェント › サーバ IP アドレスの変更の影響からエージェントを保護する方法 › 静的 IP アドレスを再割り当てする際のサーバの可用性の確保
静的 IP アドレスを再割り当てする際のサーバの可用性の確保
静的 IP アドレスで CA Enterprise Log Manager サーバをインストールし、後で再割り当てを行う予定がある場合は、以下のワークフローを使用してこれらのサーバの順序付けリストを作成し、常にエージェントへの高可用性を確保します。 デフォルトでエージェントによって 5 分ごとに設定情報がリフレッシュされるため、手順の後にエージェントを再起動する必要はありません。
重要: エージェントがマルチサーバ システム内の 1 つの CA Enterprise Log Manager サーバのみで設定されている場合は、必ず新しい IP アドレスを割り当てる前に、順序付けリストに 2 つ目のサーバを追加してください。 この操作を行わない場合は、サーバの可用性を回復するために、サーバ IP アドレスの割り当て後にエージェントを再インストールし、再設定する必要が生じることがあります。
サーバに静的 IP アドレスを再割り当てする際に、エージェントが順序付けリスト上の CA Enterprise Log Manager サーバに接続できるようにする方法
- 唯一の CA Enterprise Log Manager である CA Enterprise Log Manager サーバに IP アドレスの再割り当てを計画している場合は、元の CA Enterprise Log Manager 上の CA EEM を参照する一時的な CA Enterprise Log Manager をインストールします。
- 1 つ以上の追加 CA Enterprise Log Manager サーバが、マルチサーバ システム内のどのエージェントにも設定されていない場合は、順序付けリストに少なくとも 1 つ追加サーバを割り当てます。
- [エージェント エクスプローラ]を選択し、[Log Manager サーバ]をクリックします。
Log Manager サーバ ウィザードが、[ターゲットの選択]手順が選択さた状態で表示されます。
- 割り当てを行う方法に応じて、[エージェント]または[グループ]を選択します。
- [使用可能]リストから対象のエージェントまたはグループをターゲットとして選択し、[選択済み]リストに移動させます。
- [Log Manager サーバの選択]手順をクリックします。
- [使用可能]リストから「CA Enterprise Log Manager」を選択し、[選択済み]リストに移動させます。
- [保存して閉じる]をクリックします。
- Log Manager サーバの割り当てウィザードを使用して、エージェントまたはエージェント グループ設定から CA Enterprise Log Manager サーバの順序付けリストの半分を削除します。
- 選択したリストから削除したサーバに、新しい静的 IP アドレスを割り当てます。
- 新しい IP アドレスを割り当てたサーバを再度追加します。
- エージェントがその設定情報をリフレッシュするのを待ちます。
注: 手動でエージェントを再起動することで、情報をすぐにリフレッシュできます。
- 順序付けリストの残りの半分を削除します。
注: 一時サーバを追加している場合は、フェイルオーバー目的でこれを保持することも、アンインストールしてから削除することもできます。
- IP アドレスを再割り当てします。
- これらのサーバを再度追加し、元の順序付けリストを復元します。
詳細情報:
エージェント管理の設定方法
サービス ホストの削除