CA EEM リリース ノート › 一般的な注意事項 › CA EEM サーバおよびクライアント間の通信が IPv6 環境でうまくいかない

CA EEM サーバおよびクライアント間の通信が IPv6 環境でうまくいかない

Windows XP Professional SP2 および Windows 2003 Server SP 2 上で有効

症状：

IPv6 環境でクライアントとそのサーバ間の通信が不通になっています。

解決方法：

IPv6 環境では、前述のプラットフォームは DNS サーバと通信して IPv6 アドレスをホスト名に解決することができません。 そのため、クライアントとそのサーバ間の通信は不通になります。 通信を有効にするには、以下の手順を実行する必要があります。

1. 以下のフォルダ内にある hosts ファイルを開きます。

   <Windows_install_drive>¥WINDOWS¥system32¥drivers¥etc

2. 宛先コンピュータの IP アドレスおよびホスト名を既存の IP アドレスおよびホスト名に以下の形式で追加します。

   IPv6 のアドレス ホスト名

   たとえば、2002:9b23:2d52::b892:c8f3:5695:fd5c GPC00015 などです（ここで、2002:9b23:2d52::b892:c8f3:5695:fd5c は IP アドレスで、GPC00015 は該当するコンピュータのホスト名）。

3. hosts ファイルを保存して閉じます。

   宛先コンピュータの IPv6 アドレスが宛先コンピュータのホスト名にマッピングされます。

注： この手順をすべてのクライアントとそれに対応するサーバ コンピュータ上で繰り返す必要があります。 IPv6 および Windows の詳細については、次のリンクを参照してください。http://www.microsoft.com/technet/network/ipv6/ipv6faq.mspx