長期保管用ストレージからアーカイブ ディレクトリに 1 つ以上のデータベースを復元した後は、アーカイブ ディレクトリの所有権を caelmservice ユーザに変更してから、LMArchive ユーティリティを使用してデータベースを復元したことを CA Enterprise Log Manager に通知する必要があります。 root が所有するアーカイブ済みファイルは、LMArchive ユーティリティでは認識されません。
-notify rest オプションを使用して LMArchive を実行すると、アーカイブ済みデータベース ファイルの状態がコールドから解凍済みに変更され、クエリやレポートで使用できるようになります。
管理者は、[イベント ログ ストア サービスの設定]の[ポリシーのエクスポート]設定を使用して、解凍されたアーカイブ済みデータベースがアーカイブ ディレクトリから自動的に削除されるまで保持される時間数を設定できます。
手動でアーカイブ済みデータベース ファイルを復元する方法
su - root
cd /opt/CA/LogManager/data
chown -R caelmservice:caelmservice archive
アーカイブ ファイルの所有権が、非ログイン アカウントである caelmservice(内部オペレーティング システム ユーザ)に変更されます。
cd $IGW_LOC
LMArchive -euser username -epassword pwd –notify rest –files file1,file2,file3
復元の確認メッセージが表示されます。 CA Enterprise Log Manager によって、指定したファイルがデフロスティング(解凍)されます。 解凍済みファイルは、設定した時間数の間保持されます。保持時間は、最大 7 日間まで設定できます。
注: これで、復元されたアーカイブ ファイルに含まれているイベント データにクエリとレポートを実行できるようになりました。
例: データベースが復元されたことを CA Enterprise Log Manager に通知する
Administrator ロールを持った CA Enterprise Log Manager ユーザが以下のコマンドを実行すると、指定したコールド データベース calm04_20091206192014.db がアーカイブ ディレクトリにコピーされたことが CA Enterprise Log Manager イベント ログ ストアに通知されます。
LMArchive -euser Administrator1 -epassword calmr12 -notify rest ‑files calm04_20091206192014.db.cerod
復元の確認メッセージが、以下のような形式で表示されます。
ファイル calm04_20091206192014.db の復元通知を送信しました…
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