前のトピック: CA EEM サーバにカスタム作成されたユーザ EiamAdmin でログインできない

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委任ポリシー

症状:

他のユーザに(委任ポリシーを使用して)権限を委任しているユーザの削除または無効化を行うとすると、委任された権限が有効なままになっています。

解決方法:

削除または無効化されたユーザによって作成された委任ポリシーを明示的に削除する必要があります。

カスタム インストールにおけるエラー

Windows で有効

症状:

CA Directory および iTechnology をカスタマイズされた場所にインストールすると、以下のエラーが返されます。

Error Executing Specified program

解決方法:

InstallShield のコマンドの長さの制限が原因でこのエラーが返される場合があります。

Microsoft Windows XP または Windows Server 2003 がインストールされているコンピュータでは、コマンド プロンプトで使用できる文字列の最大長は 8,191 文字です。 Microsoft Windows 2000 では、コマンド プロンプトで使用できる文字列の最大長は 2,047 文字です。

このエラーを回避するには、cmdfile パラメータを使用します。

EEMServer_[リリース番号].[ビルト日付]_win32.exe -s -a /s /f1"location of response file" /z"cmdfile=location of cmdfile "

例:

EEMServer_8.4.0.55_win32.exe -s -a /s /f1"c:¥resp.iss" /z"cmdfile=c:¥cmd.txt "

重要: cmdfile パラメータについては、1 つのスペース文字を、終了引用符の前にのみ入力します。

次の例に示すように、cmdfile には CA Directory および iGateway 用のカスタム インストール パスが含まれています。

etdirpath=Custom installation path for CA Directory;igpath=Custom installation path for iGateway;

CA EEM サーバ インストールにおけるエラー

HP-UX で有効

症状:

CA EEM サーバのインストール時に、「1 つ以上のインストール サニティ テストに失敗しました」というメッセージが返され、インストールに失敗します。

解決方法:

このエラーが返されるのは、swlist バイナリ ファイルがアクセス不能な場合です。 swlist バイナリ ファイルは、HP-UX のパッチのチェックに使用されます。

このエラーを回避するには、export コマンドを使用して、swlist バイナリ ファイルが含まれているフォルダで PATH 環境変数を更新します。 以下に例を示します。

export PATH=/usr/sbin/:$PATH

パスの更新後、インストールを再起動します。

CA EEM Java SDK 使用時のエラー

症状:

Tomcat 4.1 がインストールされたコンピュータで CA EEM Java SDK を使用すると、以下のブラウザ エラーが返されます。

HTTP 404 Error

Tomcat のログに以下の例外が書き込まれます。

org.apache.commons.logging.LogConfigurationException: Invalid class loader hierarchy. You have more than one version of 'org.apache.commons.logging.Log' visible, which is not allowed.

解決方法:

Tomcat 4.1 がインストールされたコンピュータで CA EEM Java SDK を使用するには、以下の手順に従います。

  1. Tomcat Server を停止します。
  2. commons-logging-api.jar および commons-logging.jar ファイルを webapps/application_name/WEB-INF/lib/ ディレクトリから削除します。
  3. Tomcat Server を再起動します。