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CA Access Control による CA Enterprise Log Manager の保護

CA Access Control を使用して CA Enterprise Log Manager を保護するには、CA Enterprise Log Manager 上に CA Access Control をインストールする必要があります。 CA Access Control でルールを作成することにより、ユーザ アクセスを制御し、製品から受信、または CA Enterprise Log Manager によって生成された監査ログを保護できます。

注: CA Access Control でルールを作成する方法の詳細については、CA Access Control ドキュメント セットを参照してください。

例: /data フォルダへのユーザ アクセスを監視するルールの作成

CA Enterprise Log Manager の /data フォルダへのユーザ アクセスを監視するルールを CA Access Control で作成する場合は、以下の手順に従います。

  1. CA Access Control のインストール パスに移動します。

    デフォルト インストール パス: /opt/CA/Access Control

  2. 以下のコマンドを実行します。
    selang
    

    CA Access Control コマンド ライン インタープリタが表示されます。

  3. 以下のコマンドを実行します。
    nr GFILE CA_ELM_DBFILES owner(nobody) warning
    

    新しいリソース グループ CA_ELM_DBFILES が DBFiles 用に作成されます。

  4. 以下のコマンドを実行します。
    newres FILE /data/hot/* owner(nobody) defaccess(none) warning audit(failure)
    

    新しいリソース ルールが CA Enterprise Log Manager ホット データベース ファイル用に作成されます。

  5. 以下のコマンドを実行します。
    newres FILE /data/raw/* owner(nobody) defaccess(none) warning audit(failure)
    

    新しいリソース ルールが CA Enterprise Log Manager 元データベース ファイル用に作成されます。

  6. 以下のコマンドを実行します。
    editres GFILE CA_ELM_DBFILES mem+(/data/hot/*)
    

    CA Enterprise Log Manager ホット データベース ファイル用のリソース ルールが CA_ELM_DBFILES に追加されます。

  7. 以下のコマンドを実行します。
    editres GFILE CA_ELM_DBFILES mem+(/data/raw/*)
    

    CA Enterprise Log Manager 元データベース ファイル用のリソース ルールが CA_ELM_DBFILES に追加されます。

  8. 以下のコマンドを実行します。
    authorize GFILE CA_ELM_DBFILES uid(caelmservice) access(all)
    

    「caelmservice を CA_ELM_DBFILES の ACL に追加できました」というメッセージが表示されます。 CA Enterprise Log Manager の /data フォルダへのユーザ アクセスを監視するルールが作成されます。

  9. (オプション)以下のコマンドを実行して、CA Enterprise Log Manager のホット データベース ファイルおよび元データベース ファイル上でユーザによって実行されたアクティビティを表示します。
    seaudit -a
    

詳細情報:

前提条件