CA EEM サーバを FIPS のみのモードに設定するための前提条件

CA EEM サーバを FIPS のみのモードに設定するための前提条件は以下になります。

CA ITM、CA ELM などの iGateway を使用する他の CA 製品が FIPS のみのモードに設定されていることを確認します。 iGateway は、FIPS のみのモードおよびFIPS 非準拠モードが混在していると初期化できません。 iGateway を FIPS のみのモードで初期化する場合、iGateway を使用するすべての製品が FIPS のみのモードに設定されている必要があります。‑ iGateway.conf ファイルを開き、以下のタグの値を確認します。
```
FIPSMode
```
このタグの値が False に設定されている場合、iGateway を使用する製品がFIPS 非準拠モードであることを意味します。 FIPS のみのモードで CA EEM を有効にする場合は、iGateway の既存の設定を元に適切に判断します。
他の CA 製品によって使用されるスピンドルのバージョンを確認するには、spin.conf ファイルを開き、<Spindle Name> および <version> のタグの値をメモします。各製品のドキュメントを使用し、これらのバージョンが FIPS に準拠しているかどうかを確認します。
注： iGateway.conf ファイルおよび spin.conf ファイルは以下の場所に格納されています。
- Windows： %IGW_LOC%
- Linux および UNIX： $IGW_LOC