前のトピック: 新機能

次のトピック: 既存の機能の変更

新しい Safex オプション

このリリースから、CA EEM サーバは、内部ユーザ ストアに SHA1 エンコーディング ダイジェスト形式でグローバル ユーザ パスワードを 格納します。 MD5 エンコーディング パスワードを持つグローバル ユーザはサポートされていません。 SHA1 エンコーディング ダイジェストを作成および使用するために、以下のオプションが Safex に追加されました。

-sha1encodeddigest

クリア テキスト パスワードを SHA1 エンコーディング ダイジェストに変換します。

DirectoryPasswordDigest

SHA1 エンコーディング ダイジェスト形式でグローバル ユーザ パスワードを指定します。 このタグは、Safex XML に追加されています。

これらのオプションは、Safex でグローバル ユーザを管理している場合に使用します。たとえば、グローバル ユーザを内部データ ストアに追加する場合は、以下の手順に従います。

  1. Safex を使用して、クリア テキスト パスワードを SHA1 エンコーディング ダイジェストに変換します。
    safex.exe -sha1encodeddigest <password>
    
  2. DirectoryDigestPassword タグを使用して、Safex XML に手順 1 のエンコーディング ダイジェストを指定します。
    <GlobalUser>
    <UserName>securityguard</UserName> 
    <DirectoryPasswordDigest>encodeddigestfromStep1</DirectoryPasswordDigest> 
    <Description>Security Guard</Description> 
    <JobTitle>Lieutenant</JobTitle> 
    <FirstName>Security</FirstName> 
    <LastName>Guard</LastName> 
    <DisplayName>Security Guard</DisplayName> 
    </GlobalUser>
    

注: この新しいオプションの詳細については、「プログラミング ガイド」の Safex コマンド ライン リファレンスおよびグローバル ユーザ サンプルの章を参照してください