CA EEM 導入ガイド › FIPS 140-2 のサポート › CA EEM でサポートされるセキュリティ モード

CA EEM でサポートされるセキュリティ モード

CA EEM は以下の動作モードをサポートしています。

FIPS 非準拠

このモードでは、FIPS 非準拠のテクニックを使用して暗号化を行います。 このモードでは、デフォルトのアルゴリズムとして MD5 を使用して機密データの暗号化および複合化を実行します。 CA EEM インストーラは、常に FIPS 非準拠モードで CA EEM サーバをインストールします。 このモードでは、CA EEM サーバは CA EEM クライアントとの下位互換性があります。 たとえば、CA EEM r8.4 SDK を使用して CA EEM r8.4 SP3 サーバに接続できます。

FIPS のみ

このモードでは、FIPS 準拠のテクニックを使用して暗号化を行います。 このモードは、FIPS 非準拠で実行しているクライアントとは互換性がありません。 ［FIPS のみ］に設定されている CA EEM r8.4 SP3 SDK クライアントは、FIPS のみモードで実行されている CA EEM r8.4 SP3 サーバ以降と一緒に使用する必要があります。 このモードでは、CA EEM サーバは、以下のデータ暗号化および復号化アルゴリズムをサポートしています。

• SHA1
• SHA256
• SHA384
• SHA512
• LDAP 接続が TLS を使用している場合、外部 LDAP ディレクトリとの通信に TLS v1.0 を使用します。

  注： デフォルトのアルゴリズムは SHA1 です。