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カスタム証明書の実装

インストール プロセスによって 2 つの証明書が生成され、CA Enterprise Log Manager サーバの /opt/CA/SharedComponents/iTechnology ディレクトリに格納されます。 インストールされた証明書は、そのまま使用できます。 これらの証明書の名前は以下のとおりです(ApplicationName は CA Enterprise Log Manager 製品の CAELM です)。

カスタム証明書を使用するには、まずルート証明機関(CA)から信頼されたルート証明書を取得する必要があります。 証明機関は、複数の証明書をツリー構造で発行できます。 信頼されたルート証明書の下のすべての証明書は、ルート証明書の信頼性を継承します。 このプロセスでは、両方の証明書を置き換える場合、カスタム サービス証明書とカスタム エージェント証明書の信頼されたルートが同じであることを前提としています。

拡張子が .cer のカスタム証明書のみがサポートされます。 通常、信頼されたルート証明書を取得したら、以下の手順に従ってカスタム証明書を実装します。

  1. 管理 CA Enterprise Log Manager サーバまたはスタンドアロン CA EEM の iAuthority.conf に信頼されたルート証明書を追加します。
  2. CAELM_AgentCert.cer を置き換える場合は、管理 CA Enterprise Log Manager の iControl.conf に信頼されたルート証明書を追加し、次に、残りの各 CA Enterprise Log Manager でこの追加操作を繰り返します。
  3. CAELMCert.cer を置き換える場合は、このカスタム証明書の共通名を管理 CA Enterprise Log Manager またはスタンドアロン CA EEM の AdministerObjects スコープ ポリシーに追加します。
  4. 各 CA Enterprise Log Manager サーバの iTechnology フォルダにカスタム証明書を追加し、各設定ファイルに各証明書の名前およびパスワードを追加します。