SNMP トラップを受信するための CA NSM の設定

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SNMP トラップを受信するための CA NSM の設定

SNMP トラップとしてアラートを直接 CA NSM に送信できるようにするには、トラップを受信するように CA NSM を設定する必要があります。 CA NSM に SNMPv2 トラップと SNMPv3 トラップの両方を送信できます。

CA Enterprise Log Manager アラートから SNMP トラップを受信するように CA NSM を設定する方法

CA NSM にログオンします。
次のように SNMP バージョン 3 のサポートを有効にします。
1. コマンドプロンプトを開きます。［スタート］メニューから、［実行］をクリックし、cmd を入力し、［OK］をクリックします。
2. 次のように入力します。
```
caugui settings
```
  ［EM の設定］ウィンドウが表示されます。
3. ［イベント管理］タブをクリックします。
4. ［SNMP - SNMP バージョン 3 のサポートの有効化］の説明までスクロールして表示します。
5. 行を選択し、SNMP の設定の列で「Y」と入力して［はい］を選択し、SNMP バージョン 3 のサポートを有効にします。
6. ［はい］をクリックして、変更を確定します。
7. ウィンドウを閉じます。
次のように、SNMP サービスが使用するポートを、現在のポート（たとえば 5162）からポート 162 に変更します。
1. Windowsのエクスプローラを開きます。
2. .../System32/drivers/etc フォルダに移動します。通常、このフォルダは C:¥WINDOWS の下にあります。
3. サービスファイルをバックアップします。サービスを右クリックし、［コピー］を選択します。
4. メモ帳などのテキストエディタでサービスファイルを開き、次のようなエントリまでスクロールします。
```
snmptrap     162/udp    snmp-trap   #SNMP trap
```
5. snmptrap の行を編集してポート番号 162 を別の値（5162 など）に置換します。ポート 162 を割り当てる catrapmuxd の行を追加します。
```
snmptrap    5162/udp
catrapmuxd   162/udp    catrapmuxd  #CA Trap Multiplexer
```
6. ファイルを保存して閉じます。
CA Trap Multiplexer 設定ファイル（catrapmux.conf）を次のように変更します。
1. C:¥Program Files¥CA¥SC¥CCS¥WVEM¥CAIUSER に移動します。
2. メモ帳などのテキストエディタで、CATRAPMUX.CONF を開きます。
3. ファイルの最後までスクロールします。次のエントリを含めるように、必要に応じてファイルを編集します。
```
CATRAPMUX_CMD： 6161
AWS_SNMP： 6162
catrapd： 6163
snmptrap： 5162
```
  注：最初の 3 つのエントリはデフォルト設定を表します。
4. ファイルを保存して閉じます。
snmpv3.dat という設定ファイルに行を追加し、SNMP v3 セキュリティパラメータを設定します。
1. C:¥Program Files¥CA¥SC¥CCS¥CommonResourcePackages¥Misc に移動します。
2. テキストエディタで snmpv3.dat を開き、ファイルの最後に次の行を追加します。
```
*.*.*.* *:*                   test1234:AuthPriv:MD5:test1234:DES:test1234
```
  注：これらは、SNMP トラップを CA NSM が受信できるように、アラートウィザードの［V3 セキュリティパラメータ］ダイアログボックスに入力する必要があるパラメータと同じパラメータです。ユーザ名とパスワードはここで設定したものです。認証プロトコルは MD5 で、暗号化プロトコルは DES です。
3. ファイルを保存して閉じます。
次の手順を使用して、CA Trap Multiplexer サービスをインストールします。
1. コマンドプロンプトを起動します。
2. 以下のコマンドを実行します。
```
catrapmuxd uniconfig
```
  CA Trap Multiplexer は、ステータスが開始済みのサービスリストに追加されます。
CA Trap Multiplexer が実行されていることを確認し、SNMP トラップサービスを開始します。
1. ［スタート］メニューから、［プログラム］-［管理ツール］-［サービス］を選択します。
  ［サービス］リストが表示されます。
2. CA Trap Multiplexer のステータスを確認します。ステータスが［開始］であることを確認します。
3. ［SNMP トラップサービス］を選択して右クリックし、ポップアップメニューから［開始］を選択します。
［スタートアップの種類］を［自動］にして、すべてのサービスを開始します。
1. コマンドプロンプトを起動します。
2. 以下のコマンドを実行します。
```
Unicntrl start all
```
これで。CA NSM は CA Enterprise Log Manager によって送信されたスケジュール済みアラートに基づいて SNMP v3 トラップを受信するように設定されました。

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