CA Enterprise Log Manager サーバは、デフォルトでポート 5250 を待ち受け、HTTPS プロトコルを使用する場合は、ポート 80 および 443 を待ち受けるように設定されています。 CA Enterprise Log Manager のプロセスおよびデーモンは root アカウントでは実行されません。そのため、ポート 1024 より小さい番号のポートを開くことはできません。 その結果、ポート 80 および 443 に対するユーザ インターフェース要求を受信するために、インストール時に iptable を使用してポート 5250 へのリダイレクトが自動的に作成されます。
CA Enterprise Log Manager はシステム ステータスを追跡する際に自己監視イベントを使用するため、CA Enterprise Log Manager サーバのローカル オペレーティング システムの syslog デーモンは設定されません。 自己監視イベントを使用して、他のローカル イベントや、ローカルの CA Enterprise Log Manager サーバで実行されたアクションに関するレポートを表示できます。
CA Enterprise Log Manager 環境で使用されるポートのリストを以下に示します。
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ポート |
コンポーネント |
説明 |
|---|---|---|
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53 |
CA Enterprise Log Manager サーバ |
サーバのホスト名を IP アドレスに解決するための DNS 通信に使用する必要がある TCP/UDP ポート。サーバには、たとえば、CA Enterprise Log Manager サーバ、リモート CA EEM サーバ(設定されている場合)、NTP サーバ(インストール時に NTP 時間同期を選択した場合)などがあります。 ローカルの /etc/hosts ファイルにホスト名から IP アドレスへのマッピングを指定している場合、DNS 通信は不要です。 |
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80 |
CA Enterprise Log Manager サーバ |
HTTPS を介した CA Enterprise Log Manager サーバのユーザ インターフェースとの TCP 通信。自動的にポート 5250 にリダイレクトされる。 |
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111 |
ポートマップ機能(SAPI) |
監査クライアントとポートマップ機能のプロセスとの通信。動的なポート割り当てを受信する。 |
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443 |
CA Enterprise Log Manager サーバ |
HTTPS を介した CA Enterprise Log Manager サーバのユーザ インターフェースとの TCP 通信。自動的にポート 5250 にリダイレクトされる。 |
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514 |
syslog |
デフォルトの UDP syslog 待ち受けポート。このポート値は設定可能です。 デフォルト エージェントを root 以外のユーザとして実行するために、デフォルト ポートを 40514 に設定します。また、インストールの際、CA Enterprise Log Manager サーバにファイアウォール ルールを適用します。 |
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1468 |
syslog |
デフォルトの TCP syslog 待ち受けポート。このポート値は設定可能です。 |
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2123 |
DXadmin |
CA の LDAP ディレクトリの DXadmin 用ポート(CA Enterprise Log Manager サーバ(管理サーバ)と同じ物理サーバ上で CA EEM サーバを使用している場合) |
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5250 |
CA Enterprise Log Manager サーバ |
iGateway を使用している CA Enterprise Log Manager サーバのユーザ インターフェースとの TCP 通信 以下の TCP 通信が含まれます。
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6789 |
エージェント |
エージェントのコマンドと管理用の待ち受けポート 注: 送信トラフィックを許可しない場合は、操作を適切に実行できるように、このポートをオープンにする必要があります。 |
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17001 |
エージェント |
CA Enterprise Log Manager サーバに通信する安全なエージェント。このポート値は設定可能です。 注: 送信トラフィックを許可しない場合は、操作を適切に実行できるように、このポートをオープンにする必要があります。 |
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17002 |
ODBC/JDBC |
ODBC または JDBC ドライバと、CA Enterprise Log Manager イベント ログ ストア間の通信に使用されるデフォルトの TCP ポート |
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17003 |
エージェント |
r12.1 エージェント用の Qpid メッセージ バスによる通信に使用される TCP ポート |
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57000 |
ディスパッチャ SME リスナ |
エージェント ローカル ホスト上のディスパッチャ サービスに使用される TCP ポート。エージェント プロセス間の自己監視イベントを待ち受けます。 |
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57001 |
ディスパッチャ イベント リスナ |
ディスパッチャ サービスに使用される TCP ポート。SSL が有効で(ETPKI を使用)、クライアント コネクタからのイベントを待ち受けます。 |
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random |
SAPI |
ポートマッピング機能によって割り当てられた、イベント収集に使用される UDP ポート。1024 よりも番号の大きい任意の固定ポートを使用するように SAPI ルータおよびコレクタを設定できます。 |
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