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eiam.log4net.config のアペンダ

アペンダには、各ロガーのログ記録を制御するパラメータが含まれています。 デフォルトでは、ロガー設定ファイルには以下のアペンダが含まれています。

SDK

SDK メッセージをログ ファイルに記録します。 ログ ファイルのパス（ファイル名を含む）を指定します。

デフォルト： EIAM.C#SDK.log

注： Windows 上の Tomcat サーバにアプリケーションを展開している場合は、円記号（\）の代わりにスラッシュ（/）を使用していることを確認してください。 円記号を使用すると、ログ ファイルは指定したパスに作成されません。代わりに、ログ ファイルが Apache Tomcat フォルダに作成されます。

Network

ネットワーク コールに関するメッセージをログ ファイルに記録します。

デフォルト： EIAM.NETWORK.C#SDK.log

Performance

パフォーマンス コールに関するメッセージをログ ファイルに記録します。

デフォルト： EIAM.PERFORMANCE.C#SDK.log

Console

コンソール上にログ メッセージを表示します。

デフォルトでは、SDK アペンダが有効に設定されています。 他のアペンダを有効にするには、対応するコードからコメント文字列（<!-- and -->）を削除します。

アペンダは、設定可能な以下のパラメータで構成されています。

file

アペンダのログ ファイル名を指定します。

appendToFile

ログ メッセージのセットをログ ファイルに追加するかどうかを指定します。 値が true の場合、ログ メッセージのセットがログ ファイルの最後のログ メッセージに追加されます。

maxSizeRollBackups

古いログの保持に使用するバックアップ ログ ファイルの最大数を指定します。 ログ ファイルの数がバックアップ インデックスの最大値を超えた場合、最も古いログ メッセージのファイルが削除されます。

デフォルト： 1

最小： 1

最大： 12

rollingStyle

最新のログ メッセージをバッファするかどうかを指定します。 値が true の場合、ログ ファイルに書き込む前に最新のいくつかのログ メッセージがメモリに保存されます。 この設定は、ログ レベルが高い場合に便利です。また、IO 操作を最小限に抑えます。

値： [true|false]

デフォルト： false

注：BufferedIO のデフォルト サイズは 8 KB です。

maximumFileSize

ログ ファイルの最大サイズを指定します。 ログ ファイルが最大サイズを超えると、新しいログ ファイルのファイル名として log.1 が作成されます。また、ログ ファイルのコンテンツは log.1 ファイルに転送されます。 このログ ファイルには、最新のログ メッセージが含まれています。 このファイルが再度最大サイズ超えると、新しいログ ファイルのファイル名として log.2 が作成されます。log.1 のコンテンツは log.2 ファイルに転送されます。また、ログ ファイルのコンテンツは log.1 ファイルに転送されます。

デフォルト： 10 MB

最小： 10 KB

最大： 2 GB

注： maxFileSize の最小サイズは、rollingStyle のサイズ以上に設定する必要があります。

ConversionPattern

ログ メッセージのフォーマットを指定します。 変換パターンを定義するには、変換文字および形式修飾子を設定します。

注： 変換パターンの詳細については、www.apache.org の log4net の記述を参照してください。