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グローバル サブスクリプションの設定
CA Enterprise Log Manager サーバをすべてインストールしたら、すぐにグローバル サブスクリプションを設定できます。
グローバル サブスクリプションを設定する前に、サブスクリプション プロキシ(オンラインあるいはオフライン)として割り当てる予定のサーバに対するプロキシの設定を検討します。 この設定は、クライアント用のプロキシおよびコンテンツ更新用のプロキシの使用可能なグローバル リストに挿入されます。
グローバル サブスクリプションを設定する方法
- [管理]タブをクリックし、[サービス]をクリックして[サブスクリプション モジュール]をクリックし、右側のペインの[グローバル サービス設定]の[サブスクリプション モジュール]の設定を調べます。
- デフォルトのサブスクリプション プロキシの設定を受け入れるか、変更します。 通常、デフォルトのサブスクリプション プロキシは最初にインストールされた CA Enterprise Log Manager であり、管理用 CA Enterprise Log Manager サーバである場合もあります。 これは、各オンライン サブスクリプション クライアントが接続するサーバで、サブスクリプション プロキシ リストには設定されていません。 サブスクリプション プロキシ リストが存在し、検索時にそのリストのプロキシがすべて使用されてしまった場合、クライアントはデフォルトから更新を取得します。
注: この設定はローカル レベルで書き換えることができません。 ここで指定する内容は、同じ管理用 CA Enterprise Log Manager サーバを使用するすべての CA Enterprise Log Manager サーバに適用されます。
- デフォルトのプロキシおよびオンライン プロキシが更新用の CA サブスクリプション サーバに接続するスケジュールを設定します。 プロキシが CA サブスクリプション サーバから更新をダウンロードした後に、クライアントが更新用のプロキシに接続します。
- デフォルトのプロキシが更新用の CA サブスクリプション サーバに接続する頻度を、[更新間隔]フィールドに時間単位で指定します。
- [更新開始時刻]を設定する場合は次のガイドラインを使用します。
- [更新間隔]に 24 未満の値を指定する場合は、[更新開始時刻]を選択できません。 iGateway が起動するときにサブスクリプションの更新が開始されます。
- [更新間隔]に 24 以上の値を指定する場合は、更新を開始する時間を 24 時間形式で指定します。
- 事前に設定された RSS フィード URL を受け入れます。この URL は CA サブスクリプション サーバにリンクしています。 この URL によって使用可能なモジュールの集合をダウンロードできます。
- 表示された公開鍵を受け入れるか、または適切なバージョンを選択します。 このキーはすべてのサブスクリプション プロキシによって使用されるため、ローカル サーバ レベルでは変更できません。
重要: この値は、テクニカル サポートからの指示がない限り変更しないでください。 特定のダウンロードで鍵の変更が必要になった場合は、ダウンロードが開始される前にこのフィールドが自動的に更新されます。
- どのくらいの期間システムにダウンロードを保持しておくかに関しては、日数の値を指定するか、デフォルトの 30 を受け入れます。 ソース サブスクリプション プロキシからすべてのオフライン サブスクリプション プロキシにダウンロードをコピーしたり、クライアントがすべての更新をダウンロードしてインストールするためには、十分な時間を見越しておきます。
注: 更新のクリーンアップの設定はすべてのサブスクリプション プロキシとオフライン サブスクリプション プロキシに適用され、ローカル レベルでは変更できません。
- [OS 更新後に自動再起動]の設定時には次の内容を考慮します。この設定はオペレーティング システムの更新をダウンロードしてインストールするときにすべての CA Enterprise Log Manager に適用されます。
- バイナリの更新にオペレーティング システムへのパッチのインストールが含まれ、その更新を完了するためにサーバの再起動が必要である場合に CA Enterprise Log Manager サーバを自動的に再起動しないように指定するには、デフォルトの[いいえ]を受け入れます。 [いいえ]に設定すると、セルフモニタ イベントによって手動でシステムを再起動するように通知されます。
- 各オペレーティング システムのパッチがインストールされた後に完了するために再起動する必要がある場合は、CA Enterprise Log Manager サーバが確実に自動的にシャットダウンされて再起動されるように、[はい]を指定します。
- [ダウンロードするモジュール]で、オペレーティング環境に適用するモジュールを選択します。 たとえば、特定のアプリケーションまたはオペレーティング システムを実行している CA Enterprise Log Manager サーバがない場合は、対応するモジュールを選択してダウンロードしません。
注: 使用可能なリストは、有効な RSS フィード URL のエントリの後に続く更新サイクルで作成されます。 これがいつ作成されるかは、指定された更新開始時刻と指定された更新頻度によって決定されます。 [RSS フィード URL]が設定されており、[ダウンロードするモジュール]が作成されていない場合は、URL が有効であることを確認します。 ネットワークがファイアウォールの内側にある場合は、HTTP プロキシ設定が有効であり、オンライン サブスクリプション プロキシに関連する設定が正しいことを確認します。
- 選択可能な[クライアントのサブスクリプション プロキシ]リストから、クライアントが CA Enterprise Log Manager ソフトウェアおよびオペレーティング システムの更新を取得するためにラウンド ロビン方式で接続するプロキシを 1 つまたは複数選択します。 大企業の場合、この設定はローカル レベルで変更する必要があります。 ほとんどのクライアントが使用するリストを提供するか、ローカルの設定によって選択できるプロキシを含む「スーパーリスト」を提供するかを検討します。
注: この設定は階層構造のプロキシ アーキテクチャを作成する場合にも使用できます。その場合、サブスクリプション プロキシは CA サブスクリプション サーバに直接接続するのではなく、選択した更新用のサブスクリプション プロキシに接続し、クライアントに継承します。
- 選択可能な[コンテンツ更新のサブスクリプション プロキシ]から、CA Enterprise Log Manager ユーザ ストアに非バイナリ形式の更新をプッシュするプロキシを選択します。 ここで、通常このタスクを実行することとなっているサーバに障害が発生した場合でも更新が提供されるようにするために、バックアップとしてもう 1 つプロキシを選択しておくことが推奨されます。 非バイナリ形式の更新には、XMP ファイル、DM ファイル、統合、CA Enterprise Log Manager モジュールの設定の更新、および公開鍵の更新が含まれます。 オフライン環境では、CA Enterprise Log Manager ユーザ ストアに更新をプッシュするオフライン プロキシを選択できます。
- ネットワークがファイアウォールの内側にあり、HTTP プロキシ サーバがある場合は、設定を[はい]に変更して、関連する 4 つのフィールドに値を入力します。 [プロキシのテスト]をクリックして、接続性を確認します。 これらの設定は、オンライン サブスクリプション プロキシとして設定されたサーバに書き換えることができます。
- [保存]をクリックします。
詳細情報:
サブスクリプションに関する注意事項
HTTP プロキシの必要性の評価
サブスクリプション用の RSS フィードへのアクセスの検証
サブスクリプションのコンポーネントとポート