DXloaddb を使用すると、LDIF ファイルからデータストアをロードすることができます。 ただし、データストアがすでに存在している必要があります。 データストア内の既存の情報はすべて削除されます。
使用上の注意
DSA の設定でハッシュ アルゴリズムが指定されている場合、DXloadbdb はそのアルゴリズムを使用し、 指定されていない場合は、SHA-1 を使用します。
createTimestamp 属性が設定されていない LDIF ファイル内のエントリがあれば、データストアに creatTimestamp 属性が追加されます。
このコマンドの形式は以下のようになります。
dxloaddb [options] dsa ldif-file
以下のオプションを 1 つまたは複数指定します。
DXloaddb が一切アクションを実行しないよう指定します。
パスワード ポリシー (ログイン試行回数など) やタイムスタンプ属性といった標準的な動作属性を DXloaddb に含めるよう指定します。 このオプションを指定した場合、DXloaddb は LDIF ファイルで定義されていない動作属性があれば作成します。
DXloaddb が以下のデータストア関連統計を生成するよう指定します。
詳細出力を指定します。
データストアにロードする LDIF ファイルの名前。
ロードするデータストアが含まれる DSA を定義します。
例: データストアの作成とロード
データストアを作成してロードする正しい順序は、以下のとおりです。
dxnewdb dxloaddb
例: データストアへの LDIF データのロード
以下の例では、democorp.ldif ファイルからデータストア democorp へデータをロードします。
dxloaddb democorp democorp.ldif
以下は、democorp.ldif に含まれる可能性がある内容の一部です。
dn: o=Democorp, c=US oc: organization dn: ou=Administration, o=Democorp, c=US oc: organizationalUnit dn: cn=Fred Jones, ou=Administration, o=Democorp, c=US oc: organizationalPerson postalAddress: 11 Main Street $ Newtown surname: Jones title: Manager telephonenumber: +1 (123) 456 7890 telephonenumber: +1 (987) 654 3210 dn: ou=Sales, o=democorp, c=US oc: organizationalUnit
Telephonenumber が 2 回記述されているのは、これが複数値属性であるためです。
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