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WMI 設定の設定

WMI センサを使用して、統合用のデータ アクセス設定を制御できます。 大部分のイベント収集では CA が提供するデフォルト設定を使用できますが、カスタム統合ではこれらの設定の変更が必要になる場合があります。

WMI 設定の定義方法

  1. 統合ウィザードを開き、「WMI ログ センサ」を選択して、「デフォルトの設定」の手順に進みます。
  2. 目的の Windows イベント ソースを特定してアクセスするため、以下のマスタ設定値を設定または編集します。
    WMI サーバ名

    イベント ソース サーバの名前を定義します。

    ドメイン

    イベント ソースが存在するドメインの名前を定義します。

    名前空間

    イベントの収集先とするクラスを定義します。

    デフォルト: root\cimv2

    ユーザ名

    適切なイベント収集アクセス権を持つユーザの名前を定義します。

    パスワード

    適切なイベント収集アクセス権を持つユーザのパスワードを定義します。

    イベント ログ名

    この統合用に作成されたログ名を定義します。 ログ名は、統合に関連付けられたすべての XMP ファイルと DM ファイルを関連付けるために使用されます。

    UpdateAnchorRate

    更新アンカーが作成される頻度をイベント数で定義します。 何らかの理由でイベント処理が中断されると、エージェントによって、処理を再開する最新のアンカーが参照されます。 アンカー レートを低く設定すると、イベントが失われる可能性は減りますが、アンカー値が作成される頻度が高くなるため、パフォーマンスに影響を与えます。 アンカー レートを高く設定すると、中断が発生した場合に多数のイベントが再処理されるため、作業負荷が増大する可能性があります。

  3. 以下のイベント収集値を設定または編集します。
    アンカー フィールド

    イベントでチェックされるネイティブ フィールドを特定します。 イベント収集クエリでは、指定したアンカー フィールドをターゲットにします。

    ログ ファイル名

    イベントでチェックされる NTEvent ログ ソースからのログ ファイルを定義します。 アプリケーション ログ ファイルに含まれるイベントのチェックのみが必要であれば、アプリケーションの値のみを設定できます。

    デフォルト: セキュリティ、システム、アプリケーション

    モニタ

    [ログ ファイル名]で特定したログ ファイルがイベントで監視されるようにします。 設定からログ ファイル値を削除せずに、特定のログ ファイルの監視を無効にする場合は、[監視]の選択を解除します。

    クエリ

    指定したソースおよびログ ファイルからイベントを収集する際に使用される SQL クエリ文を定義します。

  4. (オプション)イベント収集値をさらに追加するには、[繰り返し]をクリックします。統合値繰り返しボタン

    イベント収集フィールドのセットが追加表示され、同じソースからの追加のイベント収集用に値を入力できます。 たとえば、1 つ以上のログ ファイルからイベントを収集するには、イベント収集フィールドを追加します。

  5. (オプション)マスタ設定およびイベント収集値を追加するには、青い網かけボックスの外側上部にある[繰り返し]ボタンをクリックします。統合値繰り返しボタン

    設定および収集のフィールド一式が表示され、イベント ソースの特定および収集の両方のための値を入力できます。 たとえば、1 つ以上の Windows イベント ソースからイベントを収集するには、ソースの特定およびイベント収集の値を追加します。

  6. 適切な矢印をクリックして次に実行するウィザード手順に進むか、[保存して閉じる]をクリックします。

    [保存して閉じる]をクリックすると、新規統合がユーザ フォルダ リストに表示されます。それ以外の場合は、選択した手順が表示されます。